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テーマ:大掃除しますか?(630)
カテゴリ:視・紙・誌面から
先週は障子貼り、今週は網戸を洗っている。今時珍しい雪見障子、ガラスも昔のまま割れずにきているので、古いガラス独特の波打のような歪みやエクボがある。下半分は可動式(上にすべらせて上げ、外が見えるようになる)で、外れないように細工がしてある。
現代の障子だと、桟は1cmくらいの太いものが多いが、昔のでは5mmほどしかなく、作業に気を遣う。水をかけてまず剥がすのが最初の仕事だが、たくさんの糊がついているとなかなか剥がれないし、時間節約で少々無理に剥がすと、木の繊維をくっつけてきて逆剥けになってしまうのだが、古い建具だとこれが非常に少ない。目に沿って材料を切り出し、贅沢に材料を使っていたのだろう。 物が大きいので、女房との共同作業になるが、そんな中に喪中ハガキが毎日のように届く。大学の同級生が「夫に先立たれた」と送ってきたが、喧嘩をしながらも共同作業ができることは喜ばなきゃいけないんだな、と神妙な気分になる。 障子針は身をかがめての作業になるが、網戸は埃を洗い流すのにどちらかと言えば腰を伸ばし、立てかけた網戸を上から洗っていく。どちらにしてもしんどい仕事だ。今からかかっておいて、何とか間に合わない日程になりそう。 明日から冷え込むと言うことで扇風機を片付け、ファンヒーターを引っ張り出してきた。暖冬予想とは言うものの、冷える時は冷える。雪はどうだろう。スタッドレスが効かないのが一番怖い。庭木の剪定もあるが、まだ松を1本やっただけ。まあ毎年、年が明けてからやることになるのだが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年11月28日 23時10分02秒
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