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テーマ:同窓会(412)
カテゴリ:視・紙・誌面から
大学の同窓会名簿が送られてきた。卒業以来ほぼ50年。半世紀前の名簿になると、空欄が多い。おそらく調査票を返送しなかったのだろうが、〇〇年逝去と書いてあるのもある。自宅の住所が記されている者も勤務先はほとんど空欄。稀に書いてあるのもいるが、電話を久しぶりにかけて「まだ仕事してんのか?」と聞いてみると、「いや、1年前のデータだな」などと言うから、まあ古狸なんぞ今は出る幕がないよな、と笑い合う次第。
「農業」などと書いているのもいる。自営業はしっかり書いているが、もう子供に引き継いだ者も少なくないはず。女子では一度結婚で改姓したはずなのに元に戻っているのもいた。詮索するようなものでは無いが。 同窓会の名簿も50年経つと「生きているか・亡くなったか」を語るものでもある。高校のそれはすでに10人以上「物故」となっている。やっぱりガンと事故が死因のほとんどを占める。一番若かったのは卒業した翌年の水難事故、次は若年がんで確か21歳だったと思う。健康に気を配る暇もない者もいたに違いないが、私の場合はなんとか生きている。連れ合いをなくした者もいる。人生それぞれだろうが、なんとか揃って健康であることはありがたいな、としみじみ思う歳になってしまった。 同窓会も高校の分は1年おきにやる。すでに恩師は個人になられた方が多いが、「同窓会をやるから先生、来てくださいよ」と言うのが幹事の仕事だったが、学校によっては教師の方から「ワシもそろそろの年だから同窓会をやってくれよ」と要請を受けるところもあると聞いた。前者でありたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年12月12日 21時31分46秒
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