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カテゴリ:修理・修繕
来年から始まる区画整理事業のために、今野菜を作っている畑が来年春で使えなくなる。それに伴い、家に隣接するところを整理して、柿と柚子の木だけを残して伐採、小屋の取り壊しをすることにした。この小屋は父が食料品販売の商売をしているときに、野菜くずの処理のために豚を飼っていたために作った。母が野菜を鍋で煮たりしていたから、今考えるとなんとも無駄なことをしていたものだ。もう60年以上前の話なので寄生虫対策だったのかもしれないが、世話がかかるので一代で辞めてしまった。今思えば土とまぜてコンポストの方が手がかからなかったかも知れない。結局商売は途中で頓挫し、その後私の勉強部屋になった。
小学校の高学年から高校まで使っていた。トタン屋根と太鼓張りの壁で夏暑く、冬寒いという極悪のところだったが、持ち込み放題、改造し放題でアマチュア無線機なども持ち込んだ。寒さのために練炭火鉢を持ち込み、一酸化炭素中毒で死にかかったこともある。色々と思い出のある建物だ。 傷んでくるので屋根の塗り替えやシート張りもやって、一通り「家の管理」を学んだものだが、子供のために本宅を改造してからはもっぱら物置になっていた。なんでも放り込むのでいざ撤去となると床面のコンクリートハツリやら必要だ。その前に放り込んであるものをいるもの、要らないのもに分けなければならない。またサッシの窓枠も放り込んであり、女房と運び出すことで午前中は終わってしまった。 業者のトラックを入れるために残す木も少し枝を切らねばならないし、草ぼうぼうのところもできるだけ刈った。ガラスは市のエコロセンターで引き取ってくれるらしい。今週末から作業が始まる。撤去後は今の畑から土を移し、野菜が作れるようにしていく予定だ。孫が美味しそうにイチゴを食べる姿を見ると、作って良かったと嬉しくなる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年05月07日 23時17分22秒
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