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テーマ:気になったニュース(30988)
カテゴリ:視・紙・誌面から
山形県、秋田県など東北地方での水害が九州の如く年中行事のようになってきた。関西で生まれ育った私は東北地方には半世紀前に1度しか行ったことがない。その時には5日ほどかけて福島から山形、秋田へと移動するのと共に梅雨が明けて行った。曇りの天候で雨を気にしながら宿に入り、見事に晴れ上がった空の下で宿を出るの繰り返しだった。
暴れ川と言われていた最上川、雄物川も静かなものだったが、今回は梅雨前線が居座っているかのように一晩で300mmもの雨が降ったという。こんなに降られてはたまったものじゃない。そこらじゅうの水位が30cm上がり、どこからか流れてきたのが加わるのだから、堤防がどんな構造だって川はあふれるだろう。 米所の水田が泥水に覆われているのはお気の毒としか言いようがない。東北地方は、夜の冷え込みが強いと思う。日較差が大きいところほど美味い米がとれる。それだけに米が取れなければとんでもないことになる。一刻も早い回復を祈るところだ。 そして記憶に残るのは、バスがなくてトボトボと歩いていたら、わざわざ自動車を止めて「どこまで行くんだ?◯◯方面でよければ乗ってけ」と声をかけてくれる優しい県民性。ヒッチハイクするつもりなんか無かったが、甘えさせて頂いた。今考えてみればなんたるセキュリティレベルの低さ!とも思うが、ありがたい事だった。 色んな意味で「いい時代」だったのかも知れない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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