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カテゴリ:健康のこと
前立腺がんのフォローアップの検査日。いつもは比較的順調に走れる高速道路(姫路バイパス)がえらく混んでいて、なかなか進まず、予定より40分も遅れて病院に着いた。幸い病院の方は比較的空いていた。採尿と採血で、これの分析値を見て医者は診断を下すので、この検査がいつ終わるかが律速段階になる。
順番が回ってきて、看護師が「どっちから採血しますか?」両腕を出して、「採りやすそうなのはどっちです?」「左かな?この辺から採ってもいいですか?私、この血管が好きなので」大方の人は肘の内側にある太い血管から採るように思っていたが、少し外側にずれたところを指して言った。「へー、人によって好き好きがあるんだ」「そうなんですよ。患者さんに「ここから採って」と言われることもありますよ」だそうだ。「まあ、適当にやってください。そこで構いません」 採血のために針を刺すが、やはりビビるのは献血用の針である。とにかく太い。200mlとか取ろうと思ったら時間の関係もあるのだろうが、恐怖を覚えるほど太い。また、入院の時は手の甲に点滴用の針を刺されるが、これも看護師の熟練度によって、血管を探るような操作をされることがある。これは痛い。2人交代して、3人目でやっと入ったことがあるので、これも嫌な針の思いだ。 結果的にはPSAが順調に?上昇しているが、0.1ppmに満たない。 0.2ppmが再発の目安だそうだ。3年ほどで0.02ppmからここまでになった。対数的に増えていないだけ、まあ予後がいいというところなんだろうが、前立腺がんは進行が遅いことでも有名だ。私の寿命とがんによる病死とどちらが早いだろう?というレベルになると、しんどい(と聞く)放射線治療と、ホスピスのような看取りにするのとどっちを選ぶ?というような話に収束する。 10年して、認知症になっていたりしたら判断は女房にでもしてもらうことになるかもしれない。「いい加減に片付いてよ!」と思っているかもしれない。究極の選択だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年08月06日 21時53分48秒
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