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テーマ:コーラス(2701)
カテゴリ:コーラス
コーラスの仕事は音取りから始まる。年ごとに物覚えが悪くなり、(年の所為にするな、修業が足りぬ、と若い指揮者には叱られるが)若い時には楽譜を買いに行って歌ってみるようなこともしていたが、何らかの楽器がいるようになってきた。
ところがピアノは部屋にあるものの、ちゃんと習っていないので調号が増えてくると何処で黒鍵を引いたら良いのか迷う。そうなると電子楽器をコンピュータにつないで弾かせちゃえ、となるのだが、音符は1音ずつ入れていくしかない。ピアノを弾くようにリアルタイム入力というのもあるが、それが出来るようなら苦労はない。 最近、スキャナで楽譜を読んでくれる「スコアメーカー」と言うアプリを買った。期間限定で半額販売、にひかれた。見事に読んではくれるが、修正方法が何処に書いてあるのかが分からない。ヘルプもついてはいるが、どうやって調べるかが分からず。思うようには行かないものだ。 結局自分で歌ってみて、音階が大きく跳ぶところだけピアノで確かめて覚えるのがどうも一番早そうだ。しかし、覚えたものは一晩寝たらかなり忘れている。付け焼き刃で練習に行く、また叱られるの悪循環だ。 そんな思いをしながら、「露風賞作詩コンクール」の余興合同合唱に駆り出されるのだが、私以上に練習不足の人もいる。子供たちのリードに従うのが一番楽だが、ハーモニーをつけるパートはやはり楽譜を離せない。 昔は「音取りもしない人は私の練習に出ないでください」などという人もいたが、近ごろは地方の実情を理解してくださっているようで、楽しくやってくださる指導者が多い。 「今日は50点。次の練習で100点にしましょうね」ほとんど小学校レベルではないかと思うが、まあそういう歳かも知れぬ。 同じ団から参加している人に修正が出来なかったと話したら、「俺んとこに送ってくれたら良いのに」彼は読み取り機能を持たないが、編集はできるバージョンの持ち主だった。 一人で悩んではいけない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年09月08日 21時43分15秒
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