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テーマ:学生時代(14)
カテゴリ:視・紙・誌面から
シルバー人材センターの公園清掃の日。駐車場はほぼ満車になり、作業場である山の遊歩道には、麓の高校から歓声が聞こえてくる。「100m競争、第1組・・・」と言う具合に選手の紹介をやっている。子供さんが卒業生であるメンバーは「必ず2種目を選んで登録した者同志で競争するんですよ」結果が出るとタイムとともに着順が放送されている。
こういうのを聞くと、やはり自分の高校時代を思い出す。スポーツデーと称し、春は球技、秋は陸上競技と2回開かれた。クラスごとに応援旗が用意され、臨時応援団も出来る。父兄が来た記憶はない。記録というよりは親睦面が強く、盛り上がったのは「クラブ対抗リレー」だった。 文化部と運動部に分かれ、それぞれが自分たちのシンボル品をバトンとしてリレーする訳だが、気の毒なのは剣道部だった。胴着を着け、竹刀をバトンにするので、毎年ビリである。まあ、いかに楽しく走るかで、逆走や競歩風の走行も減点にはならなかった。逆走したのは後にNHKの欧州局に行った人だった。 最も有利に走ったのは捕虫網を持った生物部。何せバトンが長い。3mくらいはあったと思うから、簡単に順位が上がる。新入生には大受けだった。化学部は白衣を着るから、かなり邪魔だっただろう。フラスコなんかバトンにしていたから、今では結構な危険行為だ。面白くやった者は、学校の人気者になる。今から考えると、ばかばかしいものもあったけれど、楽しい思い出だ。 とは言え、60年近く前の話だ。今はどうなっていることやら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年10月02日 19時08分31秒
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