自分のところにボールが回ってくると取られてしまう。
出来れば、なるべくボールを触りたくない。
そこまで深刻じゃなくても、自分のところではボールを失いたくない。
なんて思ってる人結構多いと思います。
「ボールを取られない」というと、特別なテクニックを連想するかもしれません。
たとえば、小野伸二のようなトラップやC.ロナウドのようなドリブル・・・。
だけど、そんなの非現時的ですよね
じゃあ、どうすればいいんでしょうか??
まず、なんでボールがとられるか考えてみましょう。
「相手が自分よりうまいから??」
う~ん、違う。
下手だから必ず取られるわけではないし、うまいからとられないわけでもないですよね。
答えは、DFの間合い(DFにとってボールを取りやすい位置)にボールをさらしてしまうから。
言い換えると、自分より相手がボールに触りやすい状況になってしまうからです。
でも、フットサルやってて相手にボールを触らせたい人なんていないですよね。
じゃあ、なんでそうなるのか?
いろいろあるけど、どこにコントロールすれば良いかわからない、プレーの始動が遅い、
ボールコントロールがまずいなどが考えられます。
どこにコントロールしていいか分からないのは、ボールしか見ていないから。
プレーの始動が遅いのは、ボールをもらってから次を考えてるから。
コントロールし損ねるのは、次に気を取られてボールに集中できていないからなどの理由があります。
これらを改善していくには、事前に次のプレーを考えておく必要があります。
そのためには、周りを見て状況を掴んでおくことが不可欠です。
具体的には、パスが来る前に次のものを見ると良いと思います。
1.自分の守るゴール(主にディフェンス時)
2.自分の攻めるゴール(主にオフェンス時)
3.ボールのある位置
4.見方の位置とスペース
5.相手の位置とスペース
これら5つを見ておけば、次のプレーのイメージを作ることが出来ると思います。
次のプレーがイメージできれば、どこにコントロールすればいいかわかるし、始動も早くなるし、ボールコントロールにも集中できます。
もちろん、パスが来てから見るのも大切ですが、こちらはどこにコントロールするかの「確認」です。
今日考えてきたように、「見る」事によって自然に次にどのようなプレーをすればいいか「考える」ことができます。
考えるテーマは「どう攻めるが」(もちろん状況によっては「どう守るか」にもなります)だけど、これはまたの機会に考えてみたいと思います。
お楽しみにっ