ボールを受けようとすると相手のDFがもう目の前、取られないようにするのが精一杯でめちゃくちゃ焦るっていう人多いと思います。
仕方ないって諦めてませんか??
今日は8月28日「ボールを取られないための初めの1歩」に加えて、そんな人が少しでも楽にボールを受けられるようなアイディア(?)を紹介したいと思います。
そもそも、なんでボールを受けるとき余裕が無いのでしょうか?
答えは簡単!!
コートが狭いから・・・
「当たり前じゃん↓↓」って思わないでください。
本当にどれくらい狭いか知っていますか?
試しにルールがよく似ているサッカーと比べてみましょう。
<サッカー>
コート面積=10800平方メートル
競技人数=11人×2チーム=22人
人口密度=2.03×10~-3 人/平方メートル
<フットサル>
コート面積=1050平方メートル
競技人数=5人×2チーム=10人
人口密度=9.52×10~-3 人/平方メートル
となり、フットサルのほうが約4.7倍の人口密度になります。
単純に考えると、フットサルはサッカーの4.7倍のプレッシャー掛かるということです。
ということは、昔やった体育のサッカーを想定してピッチに立つとえらい目にあうことが分かってもらえると思います。
これだけ狭い中でやっているので、フリーな位置にいてもボールを受ける瞬間にはDFにつめられてしまうのです。
それじゃあ、どうしようないみたいなんだけど・・・?
確かに。
ルールは変えられないから仕方ないですよね。
でも、プレッシャーを受けやすい理由はもうひとつあります。
それは止まったままでボールをコントロールしようとすること。
せっかくスペースにいても、そこでじっとしていたら当然DFが来ます。
スペースは永遠にスペースというわけではありません。
逆に考えるとパスを受ける前だけでなく、パスが転がっている間も動けばいいのです。
つまり、ボールに寄ってパスを受ければいいのです。
そうすることで、止まっているときよりも早くボールに触れるので、コントロールするための時間・空間が生まれるのです。
その分、プレッシャーが軽くなり、次のプレーがしやすくなります。
ただし、全てのパスに寄って受ければいいというわけではありません。
ボールコントロールはあくまで次のプレーに移るための手段です。
前に解説した「周囲を見る」ことで描いたイメージを生かせるようにようにするべきです。
だから、必ずしもボールをとめなくても「流す(ボールに触らない)」状態も、
次のプレーを見据えたものならコントロールと考えてよいのです。
相手が来てからでは遅いです。
パスに対しては「寄って受ける」を原則に状況によって待ったり、流したりすることが大切です。
周りの状況を見ながら、1歩だけでも寄る。
気付きそうで、気付かなかったことだと思います。
少しだけフットサルが楽しくなりそうですよね?