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RSメキシコ駐在記

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2007.10.12
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試合分析から見えるボール保持者の課題

少し時間が経ってしまいましたが、先日の名大祭本部チームとの試合について書きます。
試合の勝敗に関わらず、自陣に押し込まれる場面があったと思います。
ボールを奪っても、すぐ奪われてしまい攻撃を受け続ける。
具体的に見ていくと、1本目・2本目のパスが相手にカットされてしまう
特に多かったのが、「ゴールクリアランス→トラップ→パスカットされる」のと
サイドにパス→相手に向かってドリブル→取られる」という場面です。
このような場面が、かなり低い位置で起きるので必然的にピンチが多くなってしまいました。


ピンチを生み出すボールの扱い方

このような場面が起きるのは、連携が取れていないからです。
これには2つのパターンがあります。
1つは周囲の選手に原因があるパターン。
もう1つはボールを持った選手に原因があるパターン。
前者に関してはここ最近のテーマである「サポートの質」の話です。

ということで、今回はボールを持った選手について考えてみます。
ボールを持った選手の問題点は「ルックアップ出来ていない」ことです。
ルックアップとは、ボールコントロール中に顔を上げて周囲の状況を確認する動作です。
これが出来ていないから、周囲のサポートに気付けず無謀に前にボールを運んで結果的に味方のサポートを無駄にしてしまうのです。
こんなことを繰り返していたら、当然防戦一方・ピンチの連続になってしまいます。


ルックアップの2つの効果

これらへの対策は、つまるところボールコントロールの向上しかありません。
ボールコントロールに自信がない→ボールを持つと心配→下を向く→取られる→自信がない・・・」の悪循環を断ち切るしかありません。
このことは、サッカー・フットサル未経験者にとっても自明のことでしょう。
しかし、なかなか改善が見られないのはやはりルックアップの大切が理解しきれていないからではないのでしょうか?

ルックアップの効果の1つは先ほどから述べてきたように、「状況確認」です。
周りを見ることで、サポートの位置や相手の位置を確認して適切なパスやドリブルが出来る。

もう1つは「相手に対する牽制(はったり)」です。
ボールを扱うとき下ばかり見る選手は、周りから見ても自信の無さが伝わります。
いわゆる、「カモ(=プレスをかけたら、ボールを奪いやすい選手)」に見られます。
そう見られてしまうと、激しくプレッシャーを掛けれてしまうのです。
ルックアップするという行為は、相手に対して「ボール扱いに自信があるぜっ!」というメッセージになるのです。
すると、DFは「むやみに飛び込んだらかわされる」と考え、プレスをかけるのを躊躇します。
一瞬でもDFが躊躇したら、ボール保持者の余裕につながります。
この余裕が、プレーの選択肢を広げ・正確性も高めてくれます


パス回しにおけるミスはDFのプレッシャーに耐えられないことで起こります。
ルックアップすること(状況確認・DFへの牽制)はその問題に対する根本解決策になります。

追記
厳しいこと書いてると思った人、ごめんなさい。
この記事(特に試合分析の部分)は特定の個人のことを書いているわけではありません。
いいように解釈してください。
逆恨みは受け付けていません(笑)






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Last updated  2007.10.13 00:44:30
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