RSメキシコ駐在記

昨日の予告どおり３試合目について考察します。

３試合目の課題も１試合目と同じく「シュートが入らない」ということでした。

しかし、その原因は１試合目と異なるように感じます。
３試合目に関してはシュートは打てていました。
ただし、無理な体勢からシュートが多かったです。
後を向いた状態でボールを受けて、そこから１人かわしてシュートという場面が目立ちました。

前線の選手が孤立した状態でボールを受けて１人で状況を打開しなければならない状況だったわけです。

理想としては各選手がボールを受けたときにはダイレクトもしくはツータッチでボールを出せるタイミングで味方がサポートすべきです。

では、なぜこのような状態になってしまったのでしょうか？

考えられるのは、サポートが遅すぎたということです。
サポートが間に合わず、結果としてボールを持った選手が孤立したということです。

これを克服するためにパスを出す選手・ボールを持っていない選手についてのポイントを挙げておきます。

まず、パスを出す選手についてはパス＆ゴーを徹底することです。
つまり、パスを出したらすぐに動き出すということです。
パスを受ける選手を孤立させないようにするために、パスをだしたらすぐにフォローに入ってください。
その場で止まってしまうと次のプレーの選択肢が減るので、攻撃が読まれやすくなってしまいます。

次に、ボールを持っていない選手については動き出しを早くすることです。
味方がトラップしてから動き出すのではなく、ボールが動いている間に動き出してください。
そして、味方がトラップした瞬間にはパスを受けられる状態になっていてください。

以上いろいろ言ってきましたが、動き出しを早くしてダイレクトやツータッチでボールを受けられるようにすることが大切だと思います。
そのために、常に頭と体を働かせてプレーしてくださいね。
特に、パス＆ゴーとボールが動いている間にフォローに入るという２つは忘れないようにっ！！