フットサルで失点するのはどのような場面でしょうか?
数的不利になってしまった場合です…。
数的不利というのは、攻撃に参加している相手の人数より守備に参加している味方の人数少ない状況です。
こちらが敵陣の深くまで攻めていてカウンターをくらった場合とかによく起こります。
人数が少なく、攻守の切り替えが早いフットサルでは比較的よくある状況です。
つまり、数的不利のピンチを乗り切れるか、失点してしまうかによって試合を優位に進められるかどうかが決まってしまうのです。
では、数的不利の状況ではどのように守ったら良いのでしょうか?
今回は実際にボールを持った相手に対処する場合について紹介します。
まずはやってはいけないこと。
それは、ボールを奪いに行くこと。
…!? 守備なのにボールを奪いに行ってはいけないの??って思いましたよね?
そうなんです、とにかくこれだけは覚えておいてください。
「数的不利の場面では、無理にボールを奪いにいってはいけない。」
では、どうしたらいいのでしょうか?
それは、ディレイをかけるのです。
ディレイとは、「遅らせる」という意味。
ポイントとしては、相手のボールタッチ数を多くさせ、攻撃に時間をかけさせることです。
無理にボールを奪いに行かず、じっくりと相手を見ながら徐々に間合いをつめていきます。
タッチ数が増えるほど、パス交換の回数が増えるほど相手がミスする確率が上がりますし、時間をかけさせることで味方の戻りが期待できます。
そして、見方が戻ってきて人数が揃ったところで奪いに行くのです。
<今日のポイント>
数的不利な状況のDF=無理にボールを奪いにいかず、ディレイをかける
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