以前のコラム(個人とチーム)の続き的なエントリーです。
コラムの最後に役に立つメンバーを目指そうと書きましたが、もう少し具体的に書いてみたいと思います。
■うまいけど残念な人の例
チームの中でドリブルができる、シュートもうまい人、なんでもできる人がいたりします。
でも、不思議なことにその人がいても勝てない。
そのメンバーがいないときのほうが勝てたりする。
勝てないまでも善戦出来たりする。
■残念な人が残念な理由
これは典型的な残念な人です。
うまいのチームに貢献できていない、それはなぜでしょうか?
フットサルの勝利はチームの力を最大にすることによって得られます。
残念な人はそこに貢献できていないのです。
たとえば、
自分でボールを持ちすぎてもっといい位置でフリーになっている味方を無視している。
攻撃のときは一生懸命走るけれど、ボールを取られた味方任せ。
そんなプレーをしていませんか?
それで試合を決めれれば結果オーライかもしれませんが、試合が決められない場合は逆効果です。
好き勝手なプレーのために味方の動きは無駄になり、動かないために味方は余分に動かなくてはいけない。
それがチームが勝てない原因かもしれません。
■ちょっとしたきっかけで変われる
では、どのようにプレーすればチームの中で自分の力をいかせるのでしょうか?
3つほど紹介します。
1.ボールを受けてあげよう
技術に自信がないメンバーはボールを持ってもあせってしまいます。
そんなときに多少危なくても出しやすいコースにいて声かけてボールを受けてあげましょう。
2.パスしてあげよう
いいところにいる味方には積極的にパスしてあげましょう。
たとえ結果が伴わなくても味方のモチベーションになりますし、自分自信が持ちすぎてバテるのを
防ぐことができます。
3.しっかり走ろう
「うまい=動かなくていい」ではありません。
うまくて勝負の勘所や動くべきところが分かっているはずです。
だから誰よりも動いてみんなを引っ張りましょう。
以上の3つを意識すればチームに貢献できるはずです。