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RSメキシコ駐在記

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2018.10.22
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カテゴリ:読書日記
私が彼の存在を知ったのは、こちらのWeb記事がきっかけでした。

DeNAファウンダー南場智子が5年かけて口説き落とした男

もともとDeNA創業者の南場さんが好きだったのですが、この記事で前田さんにも興味を持つようになりました。

今や石原さとみさんとの交際で時の人ですが。



人生の勝算【電子書籍】[ 前田裕二 ]


人生の勝算
この本の中で前田さんが人生の勝算の拠り所にしていることは3つあります。

1.人と人との絆
2.努力をすること
3.人生のコンパスを持つこと


この本では前田さんがどのように人生の勝算を持つに至ったのか、それぞれのポイントが具体的にどいうことかということが明らかにされています。
いくつかかいつまんで紹介させていただきたいと思います。


1. 人と人との絆
​​
スナックでは、ママとの人間的な繋がりや、絆の対価として、お金を払います。スナックの売り物は、ママの人柄、および、ママや常連客との温かいコミュニケーションです。

コミュニティが形成されるうえで、5つのエッセンスがあります。これらはすべて、スナックコミュニティという現象から抽象化できるものです。
最初の二つは1余白の存在、2常連客の存在です。コミュニティを作るうえでは、「余白」が重要になります。そして、スナックにおいては、ママ自体が、確かな余白として設計されています。

(中略)

コミュニティが深まる要素として、前述の1余白があること、2クローズドの空間で常連客ができること、意外に、3仮想敵を作ること、4秘密やコンテクストを共有すること、5共通目的やベクトルを持つこと、の三つがあります。

ー「人生の勝算」より引用

いきなりITとは全然無関係のスナックの例が出てきてビックリしましたが、ここでの分析で捉えた本質がSHOWROOM のビジネスモデルに活かされているのがわかります。


2. 努力すること

宇田川さんの言っていることは実は特別ではないことがほとんどです。
会社に来たら皆に挨拶する。誰よりも早く来て勉強する。人には思いやりをもって接する。証券マンなら日経新聞を隅々まで読む。小学生でもわかりそうなことです。
この当たり前のことを圧倒的なエネルギーを注いでやり切る。それがビジネスで成功するために必要なことだと宇田川さんの背中から教わりました。

(中略)

僕は、入社以来早朝出社を続けました。
僕が会社に着くのは朝の4時半〜5時頃でした。
当然電車は走っていないので、大手町にあるオフィスまで自転車通勤でした。
株式のマーケットが開くのは朝の9時。それまで4時間、資料の下調べをしたり、届いた新聞を読み込んだり、海外マーケットの情報をアップデートしたり、実務の下準備を完了させておきます。
ー「人生の勝算」より引用

この本を読んで1番衝撃だったのはこの点です。私も考え方のレベルでは同じようなことを常々思っていましたが、本書に書かれている具体例を読んで行動のレベル違いに驚きました。
ここまで徹底してやれる人が世の中に存在するのかと思わずにいられませんでした。


3. 人生のコンパスを持つこと

人の心は弱く、どれだけ他人が羨む状況にあったとしても、得てして、隣の芝は青く見えてしまうものです。

(中略)


選ぶということは、同時に、何かを捨てるということです。
何かを得ようと思ったら、他の何かを犠牲にしないといけない。人生の質を高めるのは、選択と集中です。

僕が仕事にすべてを捧げられるのは、いろいろな生き方の選択肢があるなかで、「仕事に狂う」と決めたから。
SHOWROOM に命を懸けられるのは、努力が正当に報われる仕組みを世に問うため、自分の人生を捧げると決めたから。

ー「人生の勝算」より引用


なぜそこまでそこまでら仕事に没入できるのかという答えがここにあります。
決めているからです。
決めているからこそいろいろな困難があっても諦めず頑張ることが出来るのです。


まとめと感想
前田さんが現在の成功を獲得し、今後も成功し続けるためのエッセンスがまとめられている。
コンセプトととしては上記のように非常にシンプルでベーシックである。
しかし、具体例やエピソードを通じてこのひとつひとつの当たり前のことを彼がどれだけ徹底してやってきたかを思い知らされ驚愕した。
成功には簡単な方程式やレシピがあるのではなく、愚直に努力あるのみと思い知らされる。

また、エピソードの中での人の紹介の仕方などから人に対して非常に愛情深いと感じて、一気にファンになってしまった。

と言うことで、何かの分野で成功を目指す人、前田さんに興味のある人にはオススメの1冊である。




人生の勝算 [ 前田裕二 ]





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Last updated  2018.10.22 11:17:03
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