テーマ:今日のワイン(6038)
カテゴリ:ワイン会あれこれ
昨日の白編に続いて赤編。
1969 Fleurie(???) フルーリー 撮った写真がピンぼけで造り手を判読できず。タスト・ヴィナージュのワイン。抜栓当初は、そのヒネた香りに「うーん」と思ったのだけれど、時間がたつほどにその嫌な香りは飛んだ。 褐色がかっていながらもしっかりした色調で、40年前のボージョレとしてはしっかりしている。酸の弱さにガメイの片鱗を感じるけれど、このようなオールドビンテージにあれこれ言うのも野暮というもの。これだけ生きながらえたことに感謝したい。 写真は白編で掲載 1986 Volnay 1er Cru Mitans(Hubert de Montille) ヴォルネイ・プルミエ・クリュ・ミタン(ユベール・ド・モンティーユ) 数年前にわたしも飲んでいるワイン。中庸なスケールの中庸な古酒。個人的にはなかなか好み。コンディションも上々。 ほかのワインと比べて個性に乏しかったため、ガツンとした印象はないのだけれど、赤がこれ1本だけだったら、もっと違う評価になったと思う。前回飲んだボトルはもっと熟成感があったような気がする。 モンティーユのミタンを探す> 1995 Gevrey-Chabertin 1er Cru Clos St Jacques(Fourrier) ジュヴレ・シャンベルタン プルミエ・クリュ クロ・サン・ジャック(フーリエ) うーん、若い。白のクロ・デ・ムーシュほどでないにしても、またタンニンもあって熟成途上の雰囲気。数年後に飲んでみたい。それにしてもフーリエの95を持ってるなんてhirozeauxさんすごい。 フーリエのクロ・サン・ジャックを探す> 1997 Clos de la Roche(Hubert Lignier) クロ・ド・ラ・ロッシュ(ユベール・リニエ) 抜栓当初は、かすかに微発泡が気になったけれど、時間がたってからはよかった。透明感のある色調で、なめらかで、香り高く、余韻も長い。グレートビンテージのようなスケールはないけれど、今飲んでおいしいし、ピークの一つだと思う。もう少し艶っぽさがあれば完璧。いちおう今日のベスト。 ユベール・リニエのクロ・ド・ラ・ロッシュを探す> 楽天だと04で3万円超。この97は1万円以下で買えたのに。 1988 Chateauneuf-du-Pape Reserve(Chateau Rayas) シャトーヌフ・デュ・パプ・リザーブ(シャトー・ラヤス) erobertparker.com調べで$500-$600の高額ワインだけに期待は高まる。飲んでみると、まだ熟成途上。若々しいとは言わないまでも、熟成した古酒という領域ではない。ローヌは好きなのだけれど、個人的に苦手な香りがあったため微妙な評価。すみません。 ラヤスのシャトーヌフ・デュ・パプを探す> まとめ 最近のワイン会―――コシュ・デュリの04ムルソーやルロワの04ACブル―――のように、圧倒的な差はなかったけれど、ベストを選ぶとすれば、リニエのクロ・ド・ラ・ロッシュ。自画自賛のようですみません。続いてラモネのビアンヴィニュ。残りは混戦。 料理はたくさん出たなかから1品だけ紹介。このお店は3度目の訪問で、この鴨は2度目。この鴨は都内でトップクラスの素晴らしさ。また料理全体も、3回目の訪問で最高の満足度。コースが1万円前後の店としては都内屈指の素晴らしい店だと思う。 鴨のロースト いつもみなさんありがとうございました。 気が向いたら投票お願いします→ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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