テーマ:今日のワイン(6038)
カテゴリ:ワイン会あれこれ
この日は、Char@diaryさんとthe_eaterさんの誕生日を兼ねたワイン会。もう何度もやってるみたいだけど。
場所は神田のワイ・ヴィラージュ。いつも使っているVilla Dueの一号店。Villa Dueには数え切れないくらい行っているのだけれど、ワイ・ヴィラージュは初めて。いずれの店もワイン会に慣れているので使いやすい。 2000 Puligny-Montrachet 1er Cru Les Combettes(Leflaive) ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ レ・コンベット(ルフレーヴ) コンベットの比較。固いとも言えるけれど、おとなしいとも言える。Char@diaryさんに今飲ませていただいた素晴らしいルフレーヴたちと比べると酒質全体のメリハリに欠ける。 1997 Puligny-Montrachet 1er Cru Les Combettes(Louis Carillon) ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ レ・コンベット(ルイ・カリヨン) こちらは3年違いとは思えない濃い色。こちらも全体的なメリハリに欠けるように感じた。2本とも香りが閉じ気味。 みなさん気に入っていたようだし、いずれもおいしいワインだとは思う。でも、いまの季節に飲むワインとしては、個人的な好みではないんだよね。おかげで厳しいコメントになってしまった。同じシャルドネならば、先日飲んだヴェルジェのマコンのほうがはるかに印象がよい。 個人的に、今の季節に飲んでおいしいと感じるのは次のようなワイン。 ・新樽を使っていない酸のしっかり感じられる白 やっぱり、リースリングやソーヴィニョン・ブラン。シャルドネなら新樽を使っていないものや、明確に酸の特徴がでているもの。それとは別に香りが良いもの。 ・フルーティな赤 自然派の赤はおいしいと感じるものが多い。先日飲んだパカレのジュヴレ・シャンベルタン ラ・ペリエ―ルは素晴らしかった。 ・重くないスパークリング クリュッグクラスになると、今飲んでもおいしいのだけれど、暑い季節にきりっと冷やしたスパークリングはおいしい。今回も二次会で飲んだシャンパーニュのおいしかったこと。 1996 Nuits-Saint-Georges "Au Chouiller" Magnum(Jean Crotet) ニュイ・サン・ジョルジュ オー・ショイレ(ジャン・クロテ) 一時期出回ったジャン・クロテのマグナム。わたしも何種類か飲んで、驚きはしないものの、いずれもおいしかったと記憶している。 こちらもおとなしめ。村名ということもあるけれど、NSGにしては柔らかい。じっくり香りをかぐと、なかなかいいニュアンスがあるのだけれど、最後までニュアンスでとどまっているというか、ふつうにおいしいワイン。 2000 Vosne-Romanee Clos Goillotte(Prieure Roch) ヴォーヌ・ロマネ クロ・ゴワイヨット(プリューレ・ロック) hidepxさんには何度かのませていただいている2000年のロック。これまた素晴らしい香り。村名だけあって今までのと比べると爆発力は劣るけれど、やっぱりこの香りは素晴らしい。 プリューレ・ロックのワインを探す> 2002 Clos de la Roche(Ponsot) クロ・ド・ラ・ロッシュ(ポンソ) わたしの持参品。みんなプルミエクリュやヴィラージュだなんて。張り切りすぎた。でもお世話になっているChar@diaryさんの誕生会なので。 固体。冷ややかなる肢体にまとわりつく冷徹なる透明感。 ドメーヌ訪問で飲んだときは、ポテンシャルに圧倒的され、そして開いていたのだけれど、このボトルに関しては閉じ気味。ポテンシャルでは他を圧倒しているのだけれど、現時点ではポテンシャルだけで飲んでいる印象。10年以上熟成したときが楽しみ。 それにしても2002年のポンソはほとんど無い。唯一あったのがこれ。 ジュヴレイ.シャンベルタン.キュヴェ.ド.ラベイル’02 赤[ポンソ] ロッシュで何か無いかと思って見つけたのは00。値段も2万円アンダーだし、柔らかい酒質は今飲んですごくおいしい。ロオジエで飲んだボトルも素晴らしかった。 ドメーヌ ポンソ クロ ド ラ ロッシュ ヴィエイユ ヴィーニュ [2000] 甘エビとホタテのサラダ仕立て グレープフルーツソース ホワイトアスパラの温製 サザエのバターソース 牛肉と茄子のラグー フジッリ 鴨胸肉のロースト カシス風味の赤ワインソース 1次会で終わるつもりが親分の超ハイペースに巻き込まれて9時前に終了。このあと銀座に繰り出すのだった。 気が向いたら投票お願いします→ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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