カテゴリ:グルメ・レストラン
この日は友人4人と、代官山にあるお気に入りのフレンチ「ル・ジュー・ドゥ・ラシエット」へ。
料理は、8皿で\8,000のコースと、12皿で\12,000のコースがあり、今回は後者を選択。12皿と聞くと多いようだけれど、デセールは3皿あるし、量は適当に調整してくれるので女性でも完食できます。 だだ茶豆のクロスティヨン 和紙のように薄っぺらくなっている。それなのに、しっかり豆の味がする。 ビシソワーズのブランマンジェ 夏トリュフの香り これは素晴らしい。鴨を除いてもっとも印象に残ったお皿。 柚子の香りのラパンで包んだフォアグラ 3種の桃の食感と共に オマールメイプル トウモロコシのフリット添え ラタトゥイユのコンソメと稚鮎 稚鮎うまー。透明なスープなのに、ちゃんとラタトゥイユの味がする面白さ。 本日の鮮魚 香り高いパパーダのソース ウナギの薫製ポルト酒煮込み インド胡椒の香り お香をほうふつさせる瞑想してしまう香り。 西瓜とエピスのグラニテ マダムビュルゴーのシャラン鴨のロティ 白と赤のソース お決まりの鴨。ここの鴨は絶品です。 フロマージュ各種 ここのフロマージュはコンディションがいいし、マニアックな品揃え。 ここでワインもなくなり、それぞれ食後酒として、カルヴァドスやマール、赤ワインをいただく。 ベリーとマスカルポーネのアイス 梅干のソーダ 白桃のタタン 2008スタイル メインの鴨は当然として、相変わらず素晴らしい仕上がり。今回初めて食べたなかでは「ビシソワーズのブランマンジェ 夏トリュフの香り」が素晴らしかった。ムース系の料理はあまり得意じゃなかっただけに少々ビックリ。 全体を通してみると、どれも香りに気を使っている。一般的なフレンチ・イタリアンとは違った独特の香り。 ワイン編: この日のワインはあらかじめ予算を伝えておまかせ。 NV Charles Pouget 1er Cru Brut シャルル・プジェ プルミエ・クリュ ブリュット 初めて飲む造り手(RM)。きりっとして、ほどほどの厚みもあり、先日飲んだボーモン・デ・クレイエールよりも、あきらかに上の仕上がり。 2006 Chabris(Vincent Dauvissat) シャブリ(ヴァンサン・ドーヴィサ) このような季節にブルゴーニュ白の選択は難しい。何を出してくるのかと思ったらドーヴィサのシャブリ。村名だけにスケールは大きくないけれど、ミネラリーなスタイルと、その中ような大きさがちょうどいい。 ルネ・エ・ヴァンサン・ドーヴィサ シャブリ[2006]750ml ショップなら\4,000以下と高くないし、この時期のセレクションとしてはお勧め。 2003 Meursault(Henri Germain) ムルソー(アンリ・ジェルマン) 03のムルソーと聞くとゆるいのが多くて不安だけど、これはちゃんと酸がある。バランスもよくおいしい。でも、ほかのワインと比べると、平均点的に落ち着いてしまい印象は薄い。 1987 Aloxe-Corton(Comte Senard) アロース・コルトン(コント・スナール) 素晴らしい! 透明感があり、おそろしくなめらか。すべての要素が美しく調和している。劣化の要素もみじんもない。一流のグランクリュのようなスケールの大きさはないけれど、村名であることや、不作年であることを感じさせない。この一つの完成した液体を前にすると、格付けなんて、どうでもいいと思えてしまう。 コント・スナールのワインを探す> [1987] Aloxe Corton - Comte Senardアロース・コルトン - コント・スナール ショップだと約1万円なので、同じコンディションなら買い。 まとめ: 毎回期待を裏切らない安定度。モダンフレンチが苦手な人は別として、お勧めの一店。ワインは、コント・スナールが抜群に素晴らしく、次にシャンパーニュがよかった。次回はジビエの季節かな。 気が向いたら投票お願いします→ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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