ワインと絵画がある生活

池尻大橋の「レストランHOKU」に行ってきた。辛口評論家の友里が珍しくほめていたので気になっていたお店だ。以前電話したときは満席で予約を取れなかったので、今回は2回目のチャレンジで念願の訪問となった。

店内はダークブラウンで統一され、そこそこおしゃれな雰囲気。とは言ってもテーブルクロスはなく、それほどかしこまらずに利用できそう。

1975年生まれの坊主頭のシェフと、若くて美人の女性ギャルソンという、何か不思議なコンビ。

料理は、イタリアンとフレンチの技法を使った野菜料理がウリ。コースは、\3,900から3種類（現時点では、ホームページに記載されているメニューと違いがあるので注意）。またアラカルトもある。

\3,900（アミューズ、前菜、メイン、デザート）
\4,900（アミューズ、前菜、パスタ、メイン、デザート）
\5,900（アミューズ、前菜、パスタ、メイン2種、デザート）

今回は\4,900のコースをチョイス。

アミューズ：ガスパチョと玉ネギのムース


たっぷり有機野菜のココット鍋焼き　これは絶品。ぜひ頼むべし。


手打ちパスタのラグー


鳥のグリル


桃のコンポートとバジルのアイス 桃おいしー。


野菜がウリの店だけに「野菜のココット」は素晴らしい。根菜なども含め相当な種類の野菜が入っている。2人以上で行く場合でも、注文を違えたりせず、ぜひみんなで注文して欲しいところ。パスタは手打ちだけれど普通かな。鳥もおいしいけれど、特筆するほどではない。


飲み物は、ワイン以外にも、カクテルなどいろいろ揃っている。ワインの値付けは、このクラスの店としては若干高め。今回はプロセッコとヴァン・ド・ヴィエンヌのルメアージュを飲んだ。


レ ヴァン ド ヴィエンヌ VDT ルメアージュ

とてもなめらかで、ほどよくしっかりとしたボディ。ワインショップ価格\2,000以下のワインとしてはよくできている。さすがヴァン・ド・ヴィエンヌ。だけど、この日は暑かったこともあり、飲みたいワインとはちょっと違った。素直にハウスワインにしておけばよかった。

ヴァン・ド・ヴィエンヌのラインナップのなかではソタナムもお勧め。


まとめ：
ひとことで表すならば野菜がおいしいブラッスリー。また訪問したい。アラカルトだけで注文できる魅力的な皿――たとえばバーニャカウダ――があったので、次回来るときには\3,900のメニューと、アラカルトを1、2皿頼みたい。

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