カテゴリ:グルメ・レストラン
この日は、銀座カーヴ・デ・ヴィーニュでhirozeauxさんたちと飲み会をした。
NV Pierre Peters Blanc de Blancs Grand Gru Brut ピエール・ペテル ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ ブリュット Le Mesnil sur Oger, Champagne, France - 辛口泡白 ブルゴーニュのような渋いエチケット。この造り手はお初なのだけれど、けっこう評判がよいらしい。とくに「シェティヨン」というトップキュヴェはソムリエもほめていた。 ル・メニルの中には異様に酸っぱいものもあるなか、こちらは中庸な酸のレベル。ブラン・ド・ブランらしい繊細さがあり、凜とした中にも色白の繊細さ。安心する仕上がり。初めて飲むRMの中では印象の良いほう。 【ワイン 発泡】キュヴェ・ド・レゼルブ ブリュット ピエール・ペテルス 750ml キュヴェ・スペシャル“レ・シェティヨン” ブリュット[2000](泡白)ピエール・ペテルス シェティヨンの値段を調べてみると1万円ちょっと。それほど高くないので買おうかと思ったら、どこも売り切れ。ガクッ。 Roussette de Savoie Frangy(Domaine Lupin) ルーセット・ド・サヴォア・フランジー(ドメーヌ・ルパン) Savoie, France - 辛口白 後半に備えて「安くておいしいの」とリクエストして出てきたうちの1本。サヴォアのワインなんて初めてか2回目くらい。ジュラは、そこそこ飲んでいるのだけれどなあ。 サヴォアがどこにあるか地図で確かめてしまった。ボジョレーやマコンの東側、スイス国境にあるレマン湖の近く。ジュラの南側なんですな。 シャンパーニュがドライだったこともあり、続けて飲むと少し甘く感じる。とはいえ辛口の範疇。今まで飲んだジュラのシャルドネやサバニャンはブルゴーニュライクだと思ったけれど、こちらはロワールライク。 ブラインドで当てるのは絶対無理。 軽めのボディながら、ほのかに甘いふくよかさと透明感があり、お店での値段を考えれば好印象。 2000 St-Nicolas-de-Bourgueil Les Graviers V.V(Yannick Amirault) サン・ニコラ・ド・ブルグイユ レ・グラヴィエール V.V(ヤニック・アミロ) Loire, France - 赤辛口 今飲みごろでオススメといわれたうちの1本。ヤニック・アミロは、昨年もこの店で飲んだよなと思ったら、ビンテージまで同じワインだった(そのときのブログ)。 そのときも印象はよかったのだけれど、ボトル差なのか1年たった効果なのか、まさに満開。あふれる芳香。適度な熟成感。濃すぎないけれど力もある。カベルネ・フラン特有の青さも抑えめ。レストラン価格で1万円以下のワインとしては驚愕のおいしさ。しっかりしたソムリエのいる店はだから楽しい。 ロワールの赤を飲んだことが無い人はビックリすると思うし、サンテミリオンの上位シャトーとも十分渡り合える。もともとロワールの赤は好きだけれど―――フランもピノも―――やっぱりいい。個人的な本日のNo1。 アミロのワインを探す> サン・ニコラ・ド・ブルグイユ ラ・ミーヌ[2005]イャニック アミロー 1998 Clos de Vougeot(Alain Hudelot Noellat) クロ・ド・ヴージョ(アラン・ユドロ・ノエラ) Bourgogne, France - 赤辛口 クラシカルなスタイルということでアラン・ユドロ・ノエラ。少し落ち着いた酒質で、ややこもったようなタンニンがあるものの、ピノらしい凜としたものを感じる。十分おいしいのだけれど、ヤニック・アミロが満開だっただけに、逆順で飲んだほうがよかったかも。 こちらを今日のNo1にした人もいました。 カツオのマリネ オリーブオイルを使って、和じゃなく仕上げているのがいい。ボリュームもたっぷり。 カキと馬肉のタルタルをイカに詰めてフライにしたもの これはこれでおいしいけれど、普通のタルタルのほうが好み。 トンブ産うずら、栗おこわ詰め このウズラはおいしい。 ナポリタン この店の必殺剣。ナポリタンの概念を超える素晴らしさ。以前これを食べてから、家でもナポリタンをよく食べるようになりました。レベルが違うけどね。けっこうボリュームがあったにもかかわらず、おかわりしたいという人も。 ワインも料理も、毎度のこと満足度が高い。信頼できる店ってのはいいですね。 そして、みなさんありがとうございました。福岡で何かあるときには遠征させていただきますよ。 気が向いたら投票お願いします→ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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