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ワインと絵画がある生活

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2008.11.01
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カテゴリ:ワイナリー紀行
山梨へワイナリー巡りのバスツアーに行ってきた。10月にシャトー・メルシャン ハーベスト・フェスティバルがあり、ちょうどそれにあわせて企画されたツアーだ。

シャトー・メルシャン 収穫祭ワイナリーツアー(京王バス) \6,700(土日料金)

今回訪問したのは次の3カ所。

・山梨ワイン
・メルシャン勝沼ワイナリー
・甲州市勝沼ぶどうの丘

最初の訪問先は山梨ワイン。まったく知らないワイナリーだったけれど、垣根作りにチャレンジしたり、減農薬につとめていたりと、努力が伺えるワイナリー。


この建物は資料室&テイスティングルーム。昔は醸造や養蚕などに使っていたらしい。


最初は畑の案内から。もう収穫は終わっていたけれど、摘み残しのブドウが少し残っていた。これは甲州。

V字型に仕立てた垣根作り



ところどころ紅葉しているブドウの葉っぱがある。なぜ一部だけなのだろうと思ったら、実験的にほかの品種を少しだけ接ぎ木しているとのこと。品種が違うものは成熟度合いが違うため、先に紅葉しているようだ。

台形に見えるのが鳥居平の畑



最近入れたイタリア製ボトリングマシン。とてもゆっくり流れている。



(全部写っていないけれど)一番手前の樽に「VM+」と刻印されているのは、フランスヴォージュ産で焼き具合はミディアムより少し強め。となりの「AM」はフランスアリエ産で焼き具合はミディアム。

ちょうど発酵しているところでポコポコと泡立つ音がする


オーナーワイン制度で預かっているワインたち


資料室


畑や施設を見たあとはテイスティング。はじめは、このツアー用に用意された7種類のワインのテイスティング。新酒も含め日本のワインとしては、なかなかの出来。若い赤は飲みごろではないけれど、数年熟成させたら飲みやすくなりそうだし、フレッシュタイプの白は素直においしい。

今回はブドウの丘も含めたくさんのワインを飲んだけれど、甲州がいいのは当然として、意外にもデラウェアのワイン(新酒)がよかった。

こちらは一般のテイスティングルーム


一般のテイスティングルームでは全種類を試飲できる。ただしボトルによっては量が少ないものもあり、それらはずいぶん前に抜栓したものらしい。そのためツアー用テイスティングで提供されたニューボトルと比べると、ずいぶん印象が違う。

個別訪問をして、ここに並べられているワインだけを飲んだら、このワイナリーの良さは理解できなかったと思う。見学客の多い大手ワイナリーと違って、試飲用ワインの回転率が低いワイナリーの悩ましい問題。液面の低いワインは参考にならないと思うべきか。

Part2へ続く。

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最終更新日  2008.11.06 02:41:37
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