ワインと絵画がある生活

清里で開催された自転車のイベント「グランフォンド八ヶ岳」へ参加してきた。グランフォンド八ヶ岳は、清里・小淵沢周辺の南アルプスを自転車で走るイベントだ。

スタート＆ゴールは清里のサンメドウズ清里スキー場（標高約1600m）で、そこから下ったり上ったりを繰り返し、一番低いところで標高約630m、一番高いところで標高約1600m。全長約113km、総獲得標高約2000mの難コースだ。

大会前日は、友人たちと特急あずさに乗って小淵沢へ。天気が悪かったら清里まで電車で行こうと思っていたのだけれど、なんとか大丈夫だったので、清里まで自転車で行くことにした。

清里まではいくつかのルートがあるけれど、もっとも楽そうな泉ラインを選択。実際に走ってみると平均勾配3%くらいの気持ちよく上れる坂。車通りも少なく路面もきれいで走りやすい。





まずは最初の観光スポット「三分一湧水」へ。甲斐小泉駅の近くにあり、「日本名水百選」にも選ばれている場所だ。

湧水地というと、ちょろちょろというイメージがあるのだけれど、ここは川なのでは、と思うほどの量がわいている。またウッドチップが敷き詰められた遊歩道が整備されていて歩きやすい。でも平成になってから再開発されたようで、コンクリート製の新しめの水路はちょっと風情にかける。



ここが湧水場所




眺めがよかったのでぱちり。上に見えるのは道路。明日のコースにも入っている。


途中、中村農場の親子丼を食べたかったのだけれど、営業時間前だったので泣く泣く断念。



さらに川沿い補細い道を進んで「吐竜の滝」へ。ここまで、車とほとんどすれ違わなかったのに、観光スポットらしく数台の車が止まっている。道路から滝までは徒歩１０分弱。





ここは気持ちのいい場所。おすすめ。時間のある方は、さらに奥まで道がある。


ランチは清里駅からほど近い「Rock」にて。これまであまり人と出会わなかったのに、こちらは広い店内が満席。みんなどこからここにやってきたのだろう。



野菜うまっ！


このお店はおすすめ。どれを頼んでもおいしい。明日の大会に参加するらしき人たちは控えめに食べるなか、われわれは食欲にまっしぐら。うぷっ。おいしすぎて食べ過ぎた。リピートしたいお店。

６種のソーセージ盛り合わせ


SPFポークのロースト フレッシュハーブのソース


このお店の名物「ROCKビーフカレー」。甘めのカレーだけれど、うまみが詰まっておいしい。ボリュームもたっぷり。


信州福味鶏のグリル フルーツトマトのソース


食事のあとは、ホテルのチェックイン＆会場までGO!　しかし会場までは約8%の厳しい登り坂。食べ過ぎておなかタプタプで苦しい。



とりあえず宿泊先の清泉寮に到着。



おなかいっぱいだけれど有名なソフトクリームを１つ。濃厚でミルキー。おいしい！　牛乳が半額だったので、それまで飲んでしまった。牛乳も濃厚。





ホテルのチェックインを済ませて会場へ。会場までは、まだ8%の坂を3キロ近く登らなければならない。うげっ。ヒーヒーいいながらやっと到着すると、会場では今中氏のトークショーや抽選会など。またピナレロがメインスポンサーのため、試乗車もたくさん出ていた。





お楽しみの抽選会。佐渡ロングライドではたくさん商品があったので期待したけれど、今回はピナレロのみ。でも一番いい商品は「ピナレログランフォンド（イタリア）招待」だった。

社長はイタリア人らしく女好き。女性が当選すると必ずハグしていた。



夕食は清泉寮新館にてバイキングスタイル。洋食を主体に和食を少々。洋食は日本的なものではなく、イタリアンやフレンチのエッセンスを取り入れた洗練されたもの。品数は多くはないけれど少なくもない。バイキングスタイルではレベルが高い。そして、ここも野菜がおいしい。

明日は大会なので控えめの飲食にしている人が多いなか、ワインは飲むは地ビールは飲むは、さらには食べまくり。貧乏性といえばそれまでまでなのだけれど、今回の大会にはダイエットして挑んでいるだけに、果たしてこれでいいのか？



初日は、観光に食に、とても満足の一日だった。

次回に続く。

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