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ワインと絵画がある生活

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2017.10.01
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前回の続き。

徳島駅から電車とタクシーを乗り継ぎ、鳴門の大塚国際美術館へ。こちらは10年ぶり4度目。2004年、2006年(ブログ)、2007年(ブログ)に訪問済み。


2004年に訪問したときは、ガラガラだったことが懐かしい。とくにピカソやそれ以降の作品が展示されている上のフロアは、ほとんど人がいなかった。その後トリップアドバイザーで高評価されてからは、だいぶ観客が増えているもよう。


この日は平日で十数人が開館待ち。そして運よく一番手で入場。


ミュージアムショップは大人気


こちらは大塚製薬グループの美術館で、特徴はすべて陶板&実物大で再現したものが展示されていること。古代から現代まで1000点以上の作品が展示。すべて見てまわると全長4キロ以上で、とても巨大なことに驚くはず。

入場料3,240円は高いという人がいるけれど、ガイドツアーが無料であることや、丸一日いられることを考えると、全然高いとは思わない。今回はいろいろなガイドツアーに参加することもあり、2日連続で入場。2日券を作って欲しい。まあ、わたし自身も2日来たのは初めてだけれど。

大塚製薬が所有するリッジのワインが売ってます。美術館限定のワインがあり、またどれも古めのビンテージ。


システィーナ礼拝堂のレプリカ。本家にも行ったことがあるけれど、こちらの方がきれいに見えてしまう。

音声ガイドもあるけれどイマイチなので、ガイドツアーがオススメ。今回は2時間のガイドツアーに参加。2日間いたこともあり、結局これだけのツアーに参加しました。
・ガイドツアー
・近代現代ガイドツアー
・もっと知りたい!アートツアー「気になる怪画」
・人気作品ベスト10


エル・グレコの祭壇画


イタリア スクロヴェーニ礼拝堂。何度も見ているから驚かないけれど、本当に美しい。




こちらは発色が悪かったので作り直したとのこと。ガイドさんの話では、作り直している作品がけっこうあるらしい。






一階上から見るシスティーナ礼拝堂は、ハッとする美しさ。ライティングの影響が大きい。


フランダースの犬のネロが最後に見たうちの一つ、ルーベンスの「キリスト昇架」


この日はけっこうな雨。


美術館にあるレストランで海鮮丼。施設内にしては1200円とリーズナブル。








こちらもエル・グレコの名品「オルガス伯の埋葬」。こちらはトレドのサント・トメ教会でも見ました。トレドの教会や美術館にはたくさんのエル・グレコ作品があるけれど、こちらはほぼこれだけ。


以前は無かったモネの「印象 日の出」。関連会社から特別貸し出しという形で、ここ数年展示しているとか。大塚の作品を見ていると、あれっと思うものが抜けていることがあり、権利関係でうまくいっていないのかな。マルモッタンの作品はこれだけだし。


こちらも実物より、きれいに見えてしまうダヴィッド。


人気のゲルニカ。わたしも最初に見たときには、その迫力にびっくりしたことを思い出す。

結局そのあとマドリッドのソフィア王妃芸術センターまで実物を見に行きました。ちなみに実物はスーパー厳重な警備。そのときのブログはこちらだけれど、撮影禁止で画像無し。

年代ごとのゾーン以外に、テーマごとの展示もあります。


エドヴァルド・フォン・シュタインレ(Eduard von Steinle/Edward von Steinle)のローレライ。無名だけれど、ローレライの表情がすごい。調べてみると19世紀のドイツ人画家で、ミュンヘンのシュレック・ギャラリーにあるらしい。ほとんど日本語ソースが無い絵画が選ばれるのには驚き。

アップ画像


ヤーコブ・ヨルダーンスの「王様が飲む」。このあたりは飲み屋や食事風景のエリア。


テタンジェ・コレクションにもなったリキテンスタイン


青の時代のピカソ


ムートン1993のエチケットになり、アメリカで問題が発生したバルテュス(児童ポルノ扱いでNG)。エチケットになったのは違う絵だけれど、少女絵画の画家だったことに気づく。そして奥さんは日本人!


ポール・デルヴォー「ローマへの道」


アートコスプレフェス。みんな楽しんで衣装を着ていました。




ティントレットの受胎告知。マリア様の驚きの表情がすごい。


パルミジャニーノ「長い首の聖母」は美しい。ウフィツィにあるから、実物を見たことあるかも。


これで大塚1日目は終了。2つかのツアーに参加したこともあり、全部は見られなかった。

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最終更新日  2017.10.12 03:35:57
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