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ワインと絵画がある生活

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2017.10.04
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前回の続き。

モネの庭




トマス・ゲインズバラ「犬を抱き壺を下げる少女」。注目してしまうかわいらしさ。少年だと思ったら、少女だった。


すべすべ肌のアングル




一時期はもっとも好きな絵だったマネ「フォリー・ベルジェールのバー」。ロンドンのコートールド・ギャラリーまで見に行ったけれど、美術館の落ち着いた雰囲気もあり、実物は1時間でも眺めていられる名品。


やっぱり好きなルソー。ロンドンまで特別展を見に行ったのは、いまでも宝物の体験。



楽園のカンヴァスはルソーをテーマにした傑作小説。フィクションなのに、ノンフィクションと勘違いしてしまう巧妙さ。

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絵画をテーマとした映画は退屈なものが多いけれど、こちらは面白かった。そして実話なのがびっくり。

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ヒュー・ゴールドウィン・リヴィエール「エデンの園」Hugh Goldwin Riviere - Garden of Eden

大塚でも屈指の人気作品で、彼氏にしたい男性No1だったような。他の人もブログで書いているけれど不思議な絵で、英語で探してもほとんど情報が無いのに、逆に日本語で探すと大塚で見たという結果がたくさんヒットする。彼の作品を調べると、ほとんどが肖像画で歴史画が少し。それなのに、他の絵とは違うテーマと「エデンの園」という暗喩めいたタイトル。

「最後の晩餐」と名付けられたメニュー。ワインorブドウジュース付きで1800円。リッジがたっぷり盛りで、ワイン付きはお得。


ゴッホ作品は品ぞろえが寂しい。「星月夜」「夜のカフェテラス」「糸杉と星の見える道」あたりが欲しいところ。


ちょうど、この日は結婚式をやっていました。有名人では水野真紀や白鵬などもこちらでやっています。




2日間楽しんだ大塚国際美術館も、これで終了。

初日は9:30-16:30、2日目は9:30-15:00までたっぷり満喫。4つのツアーに参加したこともあり、時間は足りないくらい。おかげで時間が余ることも無く十分楽しめました。

ガイドツアーの感想
・ガイドツアー(2時間):→満足
・近代現代ガイドツアー:→イマイチ
   ガイドのかたがお年を召していることもあり、話が途切れ途切れで聞きづらかった。
・もっと知りたい!アートツアー「気になる怪画」:→微妙
   ガイドは今回一番若い女性で大変聞きやすかったけれど内容が薄っぺら。
   テキストの内容を見直すべき。
・人気作品ベスト10:→断片的に聞いただけなので未評価
   重複作品が多かったので断片的に参加。ヒュー・ゴールドウィン・リヴィエールを
   知れたのはよかった。

この美術館を楽しむヒント
この美術館が苦手な人がいるのは知っているけれど、価値観の違いなのでなんとも。隅々を気にするよりは、全体でとらえる人のほうが楽しめるかも。そして、より楽しむためには、これらを満たすことがオススメ。
・2時間のガイドツアーに参加すること。
・十分な時間を取ること。最低でも5時間、できれば開館から閉館まで。
・長時間歩いても大丈夫な靴で来ること。

改善して欲しいこと
大好きな場所だけれど、いくつか改善要望を挙げます。
・オーディオガイドがつまらないので、台本描き直し&声優変更。ガイドツアーに参加する人は不要。
・展示スペースの問題もあるけれど、いくつか絵を追加して欲しい。いっそのこと募集をかけてみては。
 - グイド・レーニ「ベアトリーチェ・チェンチの肖像」
 - アンリ・ルソー「眠るジプシー女」「私自身、肖像=風景」「夢」
 - ゴッホ「星月夜」「夜のカフェテラス」「糸杉と星の見える道」
 - ジョルジュ・ド・ラ・トゥール「いかさま師」
 - アルチンボルドの「四季」と「四大元素」の8点全部
  なぜ計4点×2では無いのだろうと思い調べてみると、元々の絵のほうに複雑な事情があるようだ。それぞれ複数バージョン存在し(ミュンヘン版、ウィーン版など)、なかには失われているものや、作者が怪しいもの(工房作品含む)もあるらしい。とはいえ、セットになっていたほうがわかりやすいので、注釈付きでも全部展示して欲しいな。

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最終更新日  2017.10.14 16:48:05
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