テーマ:ワイン大好き!(30872)
カテゴリ:ワイン会あれこれ
前回の続き。
徳島の大塚国際美術館を出発して、次の目的地の倉敷に到着。特急「うずしお」を使ったけれど、乗り換えが悪かったこともあり4時間もかかってしまった。やっぱり新幹線は偉大ですなあ。 この日は以前ブログで知り合った友人と10年ぶりのワイン会。美観地区にある「桜草」さんにて。 こちらで乾杯! 2002 Krug Vintage クリュッグ・ヴィンテージ Champagne, France - 白泡辛口 10年前にはクリュッグ・ヴィンテージの90年を開けたので(そのときのブログ)、今回は2002年をセレクト。口に含んだ瞬間ニヤリと、ほほ笑んでしまうおいしさ。剛球投手が投げるド真ん中のストレート。ボディがあるのは当然として、重くならずに絶妙なバランスをとっているのは見事。NVより一枚も二枚も上手。ボディがあってバランスがいいので、食事の最初から最後まで合わせられそう。90年には及ばないけれど、こちらも評判のよいビンテージだけに素晴らしい。 飲み頃/総合:いま/★★★★+(やっぱりクリュッグ・ヴィンテージはスゴい) クリュッグ・ヴィンテージを探す
2001 Dalsheimer Burgel Spatburgunder trocken Felix(Keller) ダルスハイマー・ビュルゲル・シュペートブルグンダー・フェリックス(ケラー) Rheinhessen, German - 赤辛口 リリース時に飲んだポテンシャルに驚き、今まで自宅セラーで寝かせていたフェリックス。詳しくは知らないけれど、ケラーの作るシュペートブルグンダーのトップレンジ。コルクはボロボロで開けるのに難航。グラスに注いでみると少し濁っている。テイスティングしてもネガティブな印象は無かったので、おそらく店から移動したためか。 特筆すべきは、妖艶で官能的な香りと味わい。熟成によってリリース時には無かった妖艶的な香りがグラスからあふれ、軽い恍惚(こうこつ)感に襲われる。そして、しなやかになりながらもボディはしっかりあり、味わいの複雑さも十分。熟成感を味わえる飲みごろの初期で、これからの熟成も十分望めそう。 コート・ド・ニュイのグランクリュかトップクラスのプルミエクリュと言われたら信じてしまいそう。惜しむらくは、3本買って、これがラスト1本だということくらいか。現在はほとんど輸入されていないもよう。 飲み頃/総合:いま~20年/★★★★+(飲みごろ感も含めて、シュペートブルグンダー最高峰の一つ)
2013 岩垂原メルロー(サントリー塩尻ワイナリー) 長野, 日本 - 赤辛口 3本目はいつもお世話になっているサントリーさんの金賞ワイン。フェリックスの次という順番はかわいそうだし、開けたては閉じ気味だった。このビンテージは何度も飲んでいるだけに、コメントしづらいけれど、少人数でゆっくり楽しむのに似合っている。 素朴で上品な味わいはインパクトがあるタイプでは無いけれど、抜栓から時間がたつと共に開いてくる。ポムロールとは違う長野岩垂原の個性。最後はサントリー塩尻ワイナリーのトップキュヴェらしい片鱗は見せていた。 飲み頃/総合:いま/★★★+(今回は相手が悪かった。5~10年熟成させたい) 岩垂原メルロー2013年を探す
たしかサワラ 食事後は、あたりを散策しながら駅まで戻ることに。 大原美術館 いろいろセッティングしていただいたうえに、食事をごちそうしていただきありがとうございました。美酒と友人、ともにいいものですなあ。 次回へ> <前回へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.10.18 04:50:17
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