テーマ:ワイン大好き!(30872)
カテゴリ:ワイナリー紀行
前回の続き。
これまでのところ、ワインはそれほどおいしくないし(タケダを除く)、面白い体験も無い。そして山梨などと比べると、お金があっという間に無くなっていく割高感。試飲を無料にして欲しいなんて言うつもり無いけれど、せっかく生産者のところに来たのだから、生産者の話をしっかり聞きたいし、ワインも楽しみたい。 でもワインはグラスに少しで500円だし、セミナーは最低でも5000円という値付けでは、なかなか厳しい。山梨を知っている身としては、あまりにも違いすぎる。1時間以内のセミナーで2, 3千円ならば参加するのに。 ってことで、次は赤湯に移動。こちらはお客に慣れた温泉地と言うこともあるのか、いきなりおもてなし満載。玉こんの振る舞い。他の場所でもナスの漬け物をもらいました。 こちらは足湯。手前のブースではワインの無料試飲をやっていました。 これまでの旅程に、いろいろな意味でヘトヘトになりながらたどり着いたのが佐藤ぶどう酒(金渓ワイン)。いかにも地ワインっぽい雰囲気。 ここはユートピア(楽園)だった。ここまでの圧倒的な商業主義に募る焦燥感や疲労感。ところが、こちらでは参加者が心配になるほどの振る舞いワイン。そして生産者の思いが伝わるトーク。みんなすっかり落ち着いてました。雰囲気的には山梨の矢作ワイン? いろいろなワインを作っています。いつからワインを作っていたのかはわからないけれど、1940年創業と言うこともあり、圧倒的なリーズナブルな値付けで、ワインもおいしい(山形では酒井ワイナリーが一番古い)。カベルネ・ソーヴィニョンが一番人気(2千円くらい)。おそらく、今回のワインツーリズムで一番ワインを売ったのは、ここのワイナリーでは無いだろうか? まさに一服の清涼剤。酒井ワイナリーのすぐ近くにあるので、ぜひ寄りたい場所。とはいえ普通に行くと、こんなおもてなしは無いかも。 続いて、名子山が素晴らしい酒井ワイナリーへ。個人的には山形No1ワイナリー。
今回はランチ付きセミナーコースに参加(2千円)。こちらの建物は昔旅館だったらしいけれど、今年でつぶしてしまうらしい。 こちらは醸造責任者の酒井一平さんのお姉さん(?)。旦那さんは、別の場所で板前をやっているということで、今回は特別に料理を作ることになったとのこと。 一の膳。合わせたのは鳥上坂甲州。山梨よりも骨太で興味深い。 七夕だったので、手の込んだ細工。 左は二の膳。あじさいっぽいのは和菓子。 鳥上坂マスカット・ベーリーA ブラック・クイーン 料理は素晴らしいし、ワインもおいしいのだけれど、惜しむらくは仕事が忙しいらしく完全に放置されていたこと。せっかくの機会だから、食事をしながら生産者の話を聞きたかった。 食事のあとワイナリーを案内してくれるということで参加。ここでいろいろ話を聞けて、少し取り戻せたかな。 売店では、売店限定ワインをはじめいくつかのワインを購入。 有料テイスティング3種。ビンテージはいずれも2016で、メルロー、金沢、狸沢(むじなざわ)。これだけ暑いと、ワインもホットで評価不能。 昼過ぎまであれだけ曇っていた空も、時間がたつほどに晴れてきた。8時過ぎに宿を出発して、すでに5時近く。とんでもない暑さにも参ってトヘト。大浦ぶどう酒が徒歩圏内にあったらしいのだけれど、場所を勘違いしていたこともあり、タクシーで通り過ぎてしまった。 赤湯駅からの風景 さようなら山形! 久しぶりの牛肉どまん中。こんなにおいしかったっけ? これで2日間にわたる山形の旅は終了。振り返ってみると、初日のやまがたワインバルは4年前とは別物の盛り上がり感。2日目はいろいろな意味で疲労感があったものの、癒やしの佐藤ぶどう酒、さすがの酒井ワイナリーでなんとか取り戻した感。 東京からだと旅費がかかることもあり、来年行くかどうかは微妙だけれど、さらに素晴らしいコンテンツに育って欲しいところ。ありがとうございました。 にほんブログ村 ワインランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.08.09 03:13:46
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