テーマ:ワイン大好き!(30884)
カテゴリ:ワイン日記(フランスその他)
前回の続き。
1999 Alsace Pinot Noir Wintzenheim(Domaine Zind Humbrecht) アルザス・ピノ・ノワール ヴァンツェンハイム(ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト) Alsace, France - 赤辛口 2,200円, 東急本店, 2002年11月購入 この日の真打ち登場。当時ワイン会か何かで出会って、おいしさと安さに驚いてケース買いしたもの。ラスイチのボトルを久しぶりに開けてみました。 グラスに注ぐといきなり官能的な香り爆発。エロティックでなまめかしく、ハイトーン。香りだけで恍惚としてしまう。味わいもまさにピークど真ん中。酸化は一切無く、ミドルボディながらも果実味と熟成感を楽しめるいい感じ。 先週のDRCを「剛」とすれば、こちらは「華」。これが2千円台とは驚きの素晴らしさ! ブラインドで出されれば、余裕で1万円以上と答えてしまう。今年飲んだワインランキングNo2に選出。 No1. 1996 Grands-Echezeaux(DRC) 飲み頃/総合:いま/★★★★++(すごい)No2. ここに滑り込み。No3との差は大きい 越えられない壁 No3. 1990 Ch.Pichon Longueville Baron 数時間かけて飲んだところ、DRCは全然落ちなかったの対し、こちらは徐々に果実味が細り苦みが出てきた。ポテンシャルの違い、熟成ピークのどこにあったかの違いなどが原因だろうか。 そしてコルクの状態が違うのも印象的だった。DRCは全体にワインが染みてずっしりだったのに対し、こちらは先頭が染みていただけで、コルク全体は若々しかった。いままでの経験でも、DRCの古酒のコルクは全体的に染みているものが多く、抜いたあとに乾燥させると細くなるものが多い。 ウンブレヒトのピノ・ノワールを探す 生産者名の読み方の話 読み方で悩むDomaine Zind Humbrecht。日本ではツィント・フンブレヒト or ツィント・ウンブレヒト。Hを発音しないフランス語の流儀に従えば「ウンブレヒト」だけれど、ネットショップでは「フンブレヒト」が多い。 フランス人はどんな発音をするのだろうと思い「FrenchWineNews Youtube」を見ると「ズィン・ウンブレッキ」のように聞こえる。「フ」か「ウ」の議論がどこか飛んでしまうくらい違う。どっひゃー。 でも↓のサイトだと「ズィント・ウンブレヒト」かな。 How to pronounce Zind-Humbrecht What is the Clos Saint Urbain? How to Pronounce? French Alsace Wine Info & Pronunciation 名前は固有名詞だから、Chateau Climensのように標準的な母国語読みがシャトー・クリマンでも、本人に尋ねると「クリマンス」が正解なんてこともあるからややこしい(出典:ワイナート)。あらためて調べるとこんなYoutubeを発見。しっかり「クリマンスが正しい」と解説している。 How to Pronounce Chateau Climens? (CORRECTLY) 1855 Sauternes Grand Cru French Wine Pronunciation ChardonnayもCabernet Sauvinonも、アメリカでは「シャルドネ」「カベルネ・ソーヴィニョン」とは発音しないから、それぞれの国独自の発音でいいのかも。正規インポーターがあるなら、それを尊重かな。正規インポーターの日本リカーではフンブレヒトですな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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