元気の氣
先日、92歳の祖母の誕生日宴会に出席したところたまたま、ヨガの先生をしていらっしゃる方と同じテーブルになった。ぱっと、彼女の顔を初めて見たときにその素敵な笑顔と、シックな黒いスーツにターコイズブルーのインナー&ロングスカーフを合わせたいでたちにとてもひかれた。ちょっと席が離れていたので、パーティ中はあまり言葉を交わせなかったのだけれど最後に、「私、もうちょっと体調がよくなったら、ヨガ始めようと思ってるんです」と話しかけてみた。そしたら、「私は市谷で教えているから、ぜひいらしてください」と言ってくれた。なんと、私の職場関係の施設で教えていることが判明した。というと、すごい偶然のように聞こえるけれど、実は、こんなつながりがあるのだ。私 → 私の職場 = 祖母が名誉職を勤める医療関係施設 → 祖母 → 祖母の「副業」= 鎌倉の坐禅堂の「世話役」 → 鎌倉の坐禅堂の「老師」 = 私の父親 → 私の父親のお弟子さん = ヨガを教えているこの女性 → ヨガの先生の出張教室 = 私が務める医療施設の関連施設なので、彼女の名前を聞いたときに、「あ、あの人気クラスの先生ね」と、ぴんときた。「行きたいけれど、金曜日夕方のクラスはもう満員ですよね?」と聞いてみたら、「そうね。でも、たいてい一人か二人は来れなかったりするから、大丈夫よ」とにこやかに受け止めてくれた。「では、ぜひ、体調がもう少し安定して、汗をかいても肌が過剰反応しないようになったら通わせていただきます」と答えた。そしたら、「ううん、体調が悪いうちに来て。今日お見受けしたところ、あなたの呼吸はとても浅いの。頭の回転が速すぎるのね。呼吸法を少しやったら、一気に体内が浄化されて、体調もよくなるわよ。」呼吸が浅い。。。確かに、ここ一年間、息をつめるようにして、肌のことを気にしながら暮らしてきた。深呼吸なんて、全然していない。生活環境、食事、肌ケア、とアトピー完治のために改善してきたけれど最後の仕上げとして、からだのゆがみと呼吸をなおさないといけない、ってちょっと前から気づいていた。まだ、からだの節々がひっかき傷だらけで、腕を思いっきり伸ばすだけ痛いくらいだから、ヨガの複雑なポーズなんてとてもまだまだムリ、と思っていた。でも、この先生の一言でふっきれた。今週の金曜日、さっそく飛び入り参加してみようと思う。と思ってスケジュールチェックしたら、今週の金曜日はこの女性じゃなくて、彼女の師にあたる男性の先生だった。いきなり行ったらヘンに思われるかなあ。。。なんて引き気味になってる場合じゃないね。出会いはご縁。とにかく行ってみよう。【024】 自分の氣を回せるようになる