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テーマ:介護・看護・喪失(5317)
カテゴリ:ひとりごと
今日、ようやく叔父の落ち着き先の施設に入所することが出来ました。
叔父は、またもブツブツと文句をたれ、悪態をついてた。 でも、まだ納得はしていないけど、しょうがない事とは感じているようだった。 「どうも行きたくないみたいで…」と、ショートステイで入所していた看護師さんに言うと、 「うん。でもきっと、あれで自分なりに受け入れようとしてるんじゃないかな…」 そっか~専門家の方にそういう風に言ってもらえ、少し前向きな気持ちになりました。 思ったより順応力のある人だし、今までの閉じこもりの生活よりは、 他の人と触れあって刺激を受けた方が、きっと良い方向に進むんじゃないかと。 新しい施設に着いてすぐは、落ち付きなくウロウロ、ぶつぶつ文句を言い、 お昼ご飯も緊張していたのか、目をつり上げながら食べてました。 夜ちゃんと眠れてたかな?ベッドから落ちてないかな? なんだか心配。。。。 それでも、ようやく終の棲家となる場所に入所出来たことで、 私たち甥姪は、少しは責任を果たせたかなという思いです。 祖母や実母から、叔父のことを常々「頼むね」と言われ続けてきたので、 その呪縛はまだ解けそうにないけれど、少し肩の荷が下りました。 嫌がる叔父を施設に入れる事は、本当に叔父のためなんだろうか。 本当は、自分たちが楽になりたいだけなのではないか。。。 随分悩んで出した結果だけど、今でも罪悪感が残ってます。 叔父は、生まれつき知的障害があります。 金銭管理が出来ない。食事が作れない。火を扱えない。 でも健康面では心配もなく、日常生活も、ほぼ自分でできます。 なので、介護保険を使うまでもなく、かといって年齢的に、 障害福祉課では面倒を見てもらえず、その狭間で随分振り回されました。 ここまで来るのに、一年以上かかった。 正直、こんな叔父居なきゃ良いのにとか、どうしてこの人残して死んじゃったの、、とか、 ひどい事、たくさんたくさん思ったけど、やっぱり家族の情って残ってるんです。 血のつながりって 切っても切れないモノですね。 今日もついつい、いつもの癖で煮物をたくさん作り過ぎちゃったりして。 もうおかずの差し入れに行かなくても良いのに。。。 まだまだ、引っ越しの諸手続やら後始末で忙しいけど、 これから徐々に、自分の時間が取り戻せそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年05月08日 00時25分31秒
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