飼い主になること　命を迎えること

2022.08.31

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テーマ：我が家の小鳥(2335)

カテゴリ：鳥さん大すき♪

先日、小さなお客さまがあったと記した。
近所に住む６年生の女の子。

鳥、飼いたいんだって！

近いうちのネタにしようと思っていたら、
「えぇ？　もう買ってきたの！？」

まじぃ
買ったから飼うことになるね。

以上、母情報による。

●roze-piんちのアイドル　クレちゃんはお迎えされてよかったかな♪

たまに認識しないといけない。
犬、猫にもあるけれど、鳥の十戒。

◆鳥について
先日、その女の子が突然やってきたので、
聞かれたことは答えた。
どこで購入したのか。
どうしたら慣れるか。
どんな鳥がいいのか。

でもはじめて育てるなら、
セキセイインコがいいよと話した。

鳥ってね、意外と長生きなんだよ。
5年くらいは普通に生きる。
10年以上生きる鳥もいるよ。

10年したら〇〇ちゃんは大学生で
ここにいないかもしれないね。

もしかしたら噛むかもしれないよ。
クレちゃんも噛むけど、噛むと血が出るよ。
結構痛いんだよ💧

でも、噛むからいらないっていえないよ。
命あるものだから、ね。
おもちゃと違うから捨てるなんてできないよ。

飽きちゃって、餌だけ入れておけば
いいや、じゃダメだよ。
外で遊ぶことを覚えたら、
鳥さんだって毎日遊んでもらいたいよ。

こんな話をして最後に思い出した。
わたしがはじめて鳥を飼ったとき。
１年生の終わりくらいだった。
その時は成鳥を買ってきたが、
「ちゃんと面倒を見るように」と母に
いわれた記憶がある。

そう、わたしはちゃんと面倒を見たんだよね。
鳥を迎えて以来、掃除やエサやりを
さぼったことがない。
小学校低学年にしては、なかなかだ。
と、自分をほめたくなる。

セキセイインコの飼い方というような本があった。
今、あらためて考えると、
５年生の時にはじめてヒナから育てたから、
そのときに買った本、なのかも…。

「セキセイインコの飼い方の本は、
図書館にもあるから、借りてきてちょっと
勉強してみたら？」

ネットでも情報は得られるけれど、
あれこれ情報があふれていても
何が大切かわからなくなる。

だが、うちに来た翌日、買ってきた！？
よくよく話を聞くと、
買いに行ったのは、
〇〇ちゃんが学校に行っている間、
そのママさんとじじ＆ばばさん。
ママさんの方が飼いたかったらしい。

このうちの子になってよかった！
そう思ってもらえるように育てています。
時に噛むと腹立つこともあるけど…。

今回、その女の子に話をしてふといろいろと考えてみた。

小学生や中学、高校のころまではとにかく
鳥と暮らしたかった。
だって、かわゆいもん💕

中学３年の時、はじめてうちで巣引きに成功。
飼っていた親鳥からひなが生まれた。
短大で自宅を離れることで、その鳥とも
離れて暮らすことになった。

再び地元に戻り、お迎えした鳥が、
“青い島物語”に出てくるロッピとロゼちゃん。

ロゼちゃんまでは、とにかく鳥と暮らしたい。
傍らに鳥がいてほしい。
そんな気持ちでお迎えしていたと思う。

ルイちゃんを迎えるときは考えた。
家を出ていくかもしれない。
そうなったら、今のタイミングで迎えてもいいのか？
5年、10年生きるかもしれない。

４年前、クレちゃんをお迎えする際。
クレちゃんはどのくらい生きるんだろう。
平均15年くらい？
10年から25年？？

鳥は案外長生きだ。
個体差もあるが、生きるものは生きる。
大型インコなど50年くらい生きるというし…。

鳥に限らずペットを飼うということは、
そのペットが天命を終えるまで
寄り添うということだ。

まず自分が健康で、自分のことが
できるようでないといけない。

“I LOVE みんなのどうぶつ園”を見ているが、
保護猫や保護犬も結構いるんだと思う。
いろいろな事情でそうなったのだと思うが、
それでも新しい飼い主さんのところで
幸せに暮らせればそれはそれでいいとも思う。

多分、動物だって、幸せかどうかって、
比べる何かがあってきっとそいう感じるだろう。

たとえばうちのクレちゃん。
ブリーダーさんからペットショップで
1歳半まで暮らしたが、
うちの子になって10月で4年。

その間に、遊んでもらう楽しさを覚えた。
ペットショップにいたときはセキセイインコ並みのシード
だけだったが、おいしいものもたくさん知った。
鳥なりの自己主張もある。

そんなクレちゃんが、再びエサだけもらえる
かごの鳥に戻ったら、前の方がよかったというような
感情が芽生えると思う。

ただ人にもそれぞれ運命があるように、
生きているもの、避けられない宿命のようなものは
必ずあると思う。

女の子にはこう話した。
「セキセイインコって、ひな鳥の時期が短いんだよ。
今、いいなと思ったらその鳥に決めないと、
次に来たときはもう大きくなって手乗りにならないかもしれない。
タイミングを逃しちゃうと買えないから、
今、目の前にいる鳥が縁のある運命の鳥だと思って
買ってくるといいよ」

運命の鳥を飼ったのはそのママさんか～。
どのような家に迎えられるのかも、
その鳥の運命だ。

今度見せてもらおうかな～♪
ちなみに母は見てきたそうで、
「緑と青と黄色のセキセイインコ」