カテゴリ:スノーボード
8月一杯でスノーヴァ広島が閉鎖になることを前に書きました。
その後も悲しい話しがちらほらでてますね。 ゲレンデの閉鎖話も1つ2つではありません。 そこで前からちょっと思ってた事を書いてみます。 仕事の一部として、学生と話す機会が何回かありました。 特に最近ではいわゆる内定者懇親会に参加したりして、今の若い人と交流する機会に恵まれ、趣味についても話しをしてみました。 その昔、僕が学生の頃はいわゆるスノーボードブームでした。 冬になれば量販店であるアルペンの宣伝がTVに流れ、広瀬香美の歌が流れ・・・・。 右も左もボーダーでした。(僕はその頃はスキーヤーです) 顔を合わせりゃ「スノボ、スノボ」と言っている連中が一体何人いたことか。 ボード=ファッション。 ボード=時代の最先端。 それが・・・今は10数人の学生がいても「ボードします!」って名乗り出る人は若干2名です。 もちろん、普通にスポーツとして考えれば、プレーヤーが2名もいれば十分かもしれませんけど、レジャーとして考えるとどうでしょう? 10人いて、ボーリングをしない(出来ない)人って何人いますか? 遊びとして捉えると、あまりにも参加人数が少なくないですか? これじゃ業界は儲からないでしょ。 今の若者にとってのスノーボードってそれぐらいの位置みたいですよ。 これって別に変な話しじゃないと思うのですよ。 昔は無かった携帯電話やネットに月に数万円も使う生活をしているのですから、それ以外にお金を使わなくなっても当然です。 大体、スノーボードってお金がかかりすぎだし(笑) そして、カタログ号ラッシュの今の時期。 カタログを見て思うのですが、ターゲットってどこなんでしょう?? 今でも若者なのですか??? もちろん、若い人が参加しないことには底辺が広がりませんから、それは大事な事ですよ。 若い頃からファンになってもらって、ずーーーっと使いつづけて欲しいでしょうし。 でもさ、若者の参加者が減っている(ただでさえ人口は減少中)のに、そこだけを狙ってるのもどうかと思うのですよ。 ほら、他の業界なんか「高齢者世代を狙え!!」ってやってるじゃないですか。 もちろん、60代でいきなりボードする人なんてそうは居ないと思いますが、もう60代より少し下の世代を狙ってみないんですかね?? ボードブームだった当時の人達は既に30代から40代。 この辺の人を呼び戻せるかどうか? 凄く大事な気がしますが。 グラトリでもスピンでも無くて、もっと大人なスノーボードもそれはそれで楽しいと思うのですが、いかがでしょうか?? 大人なブランドやゲレンデがちょっとぐらいあっても良いんじゃないかなーと思います。 リッチな大人向けな超高級プレミアブランド。 家族持ち向けのファミリー御用達ブランド。 そんなのってダメっすかね? シャネルとユニクロ。 レクサスとヴィッツ。 他産業で成り立つなら、雪山業界でも成り立ちそうです(笑) まあ、所詮素人考えなので、ブランドのプロな人達やゲレンデ関係の皆さんはそんな事ぐらい当然考えているんでしょうけど、あまりに最近「ええーーー!!!」と思うニュースが多いので、そんな事を思ってしまうのです。 どう見ても時代が変ってるのに、ゲレンデの経営の仕方が昔のまんまなゲレンデだってあるように思います。 昨シーズン、雪山に行った時に上司と話しをしたんですが、「結局スノーボードって普段ちゃんと働いてないと出来ない」んだと思います。 ボード以外の人生を捨てれば、働かなくても出来ますけど、その他の人生も大事にしようと思えば、ちゃんと働かないとボードなんて出来ないです。(もちろん一部には成功者もいるでしょう。でも一部です) ちゃんと働いて、そのリフレッシュでゲレンデに行って色々とお金を使ってる訳ですよ。 その辺、もうちょっと考えて欲しいもんです。 なんだか書いてるうちにまとまりがつかなくなってきてますが、とにかく世の中どんどん変ってるんだから、ボード関係も変ろうぜ! そして、楽しく盛り上がりましょうよ。 というお話。 楽しさが伝われば、参加者はもっと増えるんだろうけどなぁー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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