長野遠征~長電2000系~
9月27日・28日に土・日きっぷを使用して長野へ行ってきました。今回は3回目の長野電鉄車両紹介。長野電鉄2000系▲A編成 4B 特急長野行き(クリックで拡大)▲D編成 1B 特急須坂行き(クリックで拡大)志賀高原への観光客が増加してきており旧1000形などが湯田中へ乗り入れる急行にも充当されてきたがサービス面では十分ではなかった。それらの問題を解決するために開発された特急車両で1957年に登場した。車体は軽量のセミモノコック構造で前面は流線型。名鉄5000系電車を設計の基本としているものの図面は新規のものである。駆動装置には狭軌用WNカルダンを採用。この駆動方式は富士急3100形に続く二例目となった。1957年にA編成、B編成が登場。続いて1959年にC編成が増備され特急列車の増発が行われた。その後さらなる増発のため名鉄7000系を基にした3000系が計画されていたものの当時タブレットの交換を行っていたため長電には適さず2000系の増備がされた。そこで1964年にD編成を増備。この編成は空気バネ台車やスカート装備などの新しい試みが行われた。塗装変更を経ながら2005年までこの陣容で長電の特急を主に運行されたが同年の8500系導入でB編成が運用離脱。さらに小田急10000系を譲り受けた1000系が2006年に運行開始しC編成が離脱、2000系はA特急から撤退した。残ったA・D編成は2000系登場50周年を記念して塗装の変更が行われA編成はデビュー時の「マルーン色」、D編成は1990年ごろまで使用された「りんご塗装」となっている。現在はB特急と各駅停車に充当されている。*編成*←長野 モハ2000(偶)-サハ2050-モハ2000(奇) 湯田中→A編成 2002-2051-2001 マルーン色、台車は1999年に3500系のものに履き替えD編成 2006-2054-2007 りんご色、スカート装備、空気バネ台車現在はA特急からの撤退で日中の特急運用がなくなってしまったのは寂しい限りです。しばらくはB特急での運用は続きそうである。車内設備は当然普通電車よりはよいため各駅停車充当時は特急料金無しで乗車できるので狙いかもしれない。もっとも現在の水準から考えれば特急としての設備ではないが…さ~て次回の長野報告は? 長電1000系ゆけむりです。長野遠征記録はホームページの「3.特集」にて公開しております。ぜひご覧ください。下のリンクから、もしくは日記のトップにあるバナーをクリックしてください。ホームページ「東急横浜写真館」は以下のリンクよりどうぞ!************************東急横浜写真館http://homepage2.nifty.com/tokyu-yokohama-9007/************************