パリジェンヌと言えば少ない服でじょうずにおしゃれをするということで有名です。
トレンチコート・シャツ・デニム・長袖プルオーバー・黒のワンピースを基本に着まわすそうです。
1点1点は、安物を買わず、しっかり吟味して自分に似合うものを購入。
もちろん、ザラやユニクロなども上手に利用しています。
ただ、日本とパリとは 気候が違います。
パリは一日のうちで寒暖の差が激しくトレンチから半袖のTシャツを
着たり脱いだりするそう・・・だから、年中少ない服でコーディネートが可能なのだと思います。
しかし、日本は四季があり、夏は蒸し暑く、冬は寒さが厳しく、それに対応できる服装をしなければなりません。また春は春らしく、秋は秋らしい格好をしたくなります。
なので、服はパリジェンヌよりも多くなる傾向になることは仕方ありません。
服が多くなるとクローゼットは服で一杯になり、頭も混乱しがちで、組み合わせを考えるのも、だんだん難しくなってゆきます。それで、着るものがないと間違った服を買ってゆくとどんどん悪循環に陥ってしまう方もあるようです。
洋服はファッション、おしゃれというイメージ先行の部分がありますが、実は生活雑貨でもあると思っています。
生活雑貨のように機能性を満たしていないとおしゃれなファッションは出来ないのではないでしょうか?
よくサイズが合わないのにバーゲンで買って、着ていないとか・・無駄使いをしてしまった経験は誰にでもあると思います。それは服を買うときに機能性を一番に考えていないからではないでしょうか?好き嫌いよりも、まず機能性を最優先することで、たんすの肥やしを減らすことができることでしょう。
では、しっぽが考える服の機能性とは・・・
1.どこへ着てゆく時のためなのか?(シチュエーションに合った服)
2.気候にあった服なのか?
3.動きにくくないか?
4.着心地はよいか?サイズが合うか?
5.生地は長持ちするか?よれたりしないか?
6.手入れにお金がかかりすぎないか?
7.自宅で洗濯できるのか?
機能をチェックした上で、自分に似合う色なのか?形は古くないか?
デザインは?という段階をチェックしなければなりません。
これらを直感だけで出来るというのは、相当経験を積んでいる方だけでしょう。
最低、機能性だけはチェックすべきでしょう。
特に注意すべきは、2.の夏服なのに暑そうな服と冬素材なのに寒そうな形です。
一日中、エアコンの効いた場所で生活できる環境にある方以外は、たんすの肥やしになってしまいます。
他には、夏物は7.をチェックします。トップスは特に自宅で洗濯ができないと
出番が少なくる可能性があります。おしゃれは我慢が必要とはいいますが、ほどほどに・・・