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司法書士だからといって、全部事項証明書の表題部に書かれてあることの意味、つまり、不動産の物理的現況やその変化の取引上の重要性が分かりませんでは、話にならないので、表示登記の勉強を始めることにしました。
調査士試験17年・18年の択一各20問をやってみて、民法3問・調査士法1問を除く、表示登記に関する出題16問を大まかに分析してみました。 その結果、私は、そのほとんどが不動産登記法・登記規則・準則の条文をベースにした出題であると判断しました。そこで、回り道はせず、調査士の過去問を活用しつつ、条文の意味を理解することに重点を置き、実務上問われる問題に関しては「月刊登記情報」を活用するという方法でとりあえず、表示登記の学習を開始することに決めました。 司法書士でも一定の表示登記は、一定の条件の下、申請することができるので、調査士資格の取得を現段階では躊躇しています。実際の問題としては、図面の作成まで手が回らないということはあります。調査士試験は記述式(図面も含めた書式)問題の比重がかなり高いのです。また、調査士の土地測量分野の事務所への負担がかなり大きいというネックをどう解決するのかという問題もあります。 しかし、開業の準備(司法書士業務をどのように充実させるか)との兼ね合いでプラスになると判断できれば調査士資格も取得し、不動産登記全般の専門家としての地位を地域の中で確立 したいとの考えもあります。 司法書士が業者から仕事を依頼される場合に、よく取っ掛かりの表示登記部分で躓くことが多いそうです。とりあえず、当面は、それをなくすことを目的に表示登記の学習を進めていきたいのです。 そこで、まず、新法になって、これまでの先例の多くが、準則に集約されていると見て、準則から始めることにしようと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
こんにちは。
測量士試験に続き、土地家屋調査士ですか。すばらしいですね。 るびこん河わたるさんの思うところ、よくわかります。 私の場合、土地家屋調査士と測量士については、相談できる仲間を 見つけることで、業務の幅を広げるという選択をしました。 私も、少し前に土地家屋調査士の受験を考えたことがありますが、 「測量」という壁、というか未知の分野に取り組む意思があるかどうか、 結構考えました。 結局は、るびこん河わたるさんの解析にもあるとおり、図面作成がネックで止めました。 ところで、今年の司法書士試験が終わりましたが、近年のこの試験に 合格されたるびこん河わたるさんを尊敬してしまいます。 半端でない試験ですよね。 (2007年07月02日 10時06分06秒)
lawyer-takahashiさん
>こんにちは。 お久しぶりですね。コメントありがとうございます。 >測量士試験に続き、土地家屋調査士ですか。すばらしいですね。 >るびこん河わたるさんの思うところ、よくわかります。 >私の場合、土地家屋調査士と測量士については、相談できる仲間を >見つけることで、業務の幅を広げるという選択をしました。 それもひとつの選択肢だと思います。私の場合、事務所が司法書士・土地家屋調査士事務所であることもあって、すでに開業した同期の司法書士の友人から表示登記関係の質問が、私に、されることが結構あります。そういうときは、表示登記部門の人に教えてもらうわけですが。 > >私も、少し前に土地家屋調査士の受験を考えたことがありますが、 >「測量」という壁、というか未知の分野に取り組む意思があるかどうか、 >結構考えました。 >結局は、るびこん河わたるさんの解析にもあるとおり、図面作成がネックで止めました。 > うーん。測量士補試験と調査士過去問2年分を取り組んだ経験から言わせてもらいますと、理系のlawyer-takahashiさん には、この方面の試験はかなり有利であると思われます。もったいない気がします。また筆界確認・ADRでは、カウンセリングの力が活かせるような気もします。 しかし、建物の登記はまだしも、土地の登記をしっかりやるには、トータルステーションなどの機材やCADなどの設備投資や人材の確保、ひとつの仕事のサイクルが長いなど、事務所経営上の問題は、確かにあります。 (2007年07月04日 00時53分15秒)
lawyer-takahashiさん
>ところで、今年の司法書士試験が終わりましたが、近年のこの試験に >合格されたるびこん河わたるさんを尊敬してしまいます。 ありがとうございます。 lawyer-takahashiさん のように、仕事を続けながら、受験勉強をするのは大変なことであると思います。私も働きながら実務に必要な勉強を続けているという意味では、ある意味、調査士・行政書士・宅建主任・マン管・税理士・司法試験受験生ですので、その大変さを今味わっています。 >半端でない試験ですよね。 ----- 確かに、ハードな試験ですね。 話はかわりますが、私の親しい友人で行政書士登録後、司法書士試験に合格し、司法書士・行政書士事務所を開業している人がおりまして、私はその同期の友人を尊敬しています。 司法書士試験に合格して一番良かったのは、信頼でき、励ましあえる同期の仲間ができたことです。 もしかしたら、これは司法書士独特のものかもしれませんよ。弁護士の世界は弱肉強食みたいですしね。 お疲れ様でした。 (2007年07月04日 00時55分34秒)
るびこん河わたるさん
>うーん。測量士補試験と調査士過去問2年分を取り組んだ経験から言わせてもらいますと、理系のlawyer-takahashiさん には、この方面の試験はかなり有利であると思われます。 確かに、理系分野でしょうね。 土木系や機械系の分野を専門にしていたら、抵抗無く受け入れられるところですが、 私は情報処理・コンピューター関係で、専門分野が全く異なっていて、図面作成などやったことがないのです。 CADは当然使ったこともなく、行政書士開業当初、必要にかられて、 フリーソフトのJW_CADを勉強しました。 ですが、これを使いこなすには、かなり苦労するだろうなぁ~という印象しかありませんでした。 で、結局、図面作成のできる人を見つける、という流れに傾いていきました。。。 (2007年07月04日 09時24分39秒)
るびこん河わたるさん
>司法書士試験に合格して一番良かったのは、信頼でき、励ましあえる同期の仲間ができたことです。 >もしかしたら、これは司法書士独特のものかもしれませんよ。弁護士の世界は弱肉強食みたいですしね。 司法書士試験を突破した人は、みなさん、ものすごい努力をしてきた人だということを、 お互いによく分かっているから、なのでしょうかね。 弁護士は、それに加え、プライドやライバル意識も強いのかな、という印象がありますね。法廷で戦わなくてはならないですしね。 (2007年07月04日 09時32分14秒)
lawyer-takahashiさん
>確かに、理系分野でしょうね。 >土木系や機械系の分野を専門にしていたら、抵抗無く受け入れられるところですが、 >私は情報処理・コンピューター関係で、専門分野が全く異なっていて、図面作成などやったことがないのです。 >CADは当然使ったこともなく、行政書士開業当初、必要にかられて、 >フリーソフトのJW_CADを勉強しました。 >ですが、これを使いこなすには、かなり苦労するだろうなぁ~という印象しかありませんでした。 >で、結局、図面作成のできる人を見つける、という流れに傾いていきました。。。 ----- 最近は、ソフトを購入すると業者が事務所に来て、懇切丁寧に使い方を教えてくれるので、それほどでもないようです。 調査士資格を取得するか否かというよりは、司法書士資格を取得して不動産業者や銀行と付き合うようになり、売買決済の仕事をするようになると、表示登記の知識の重要性が分るようになると思います。 また、建物表題登記は、所有権保存登記と抵当権設定登記に連動し、滅失登記や地目変更登記は、名変・抹消・特に所有権移転登記、そして抵当権設定登記と連動しています。そしてこれらの登記はそれほど難しくはありませんし、報酬面・経営上もプラスが見込めるということです。 しかし、まずは司法書士資格取得に向けて頑張って頂きたいと思います。 (2007年07月14日 08時22分42秒)
lawyer-takahashiさん
>司法書士試験を突破した人は、みなさん、ものすごい努力をしてきた人だということを、 >お互いによく分かっているから、なのでしょうかね。 >弁護士は、それに加え、プライドやライバル意識も強いのかな、という印象がありますね。法廷で戦わなくてはならないですしね。 ----- 一言で司法書士とか、弁護士とか言っても、問題は合格後のあり方で、かなり違うと思います。 弁護士の場合、会計士同様の巨大事務所が存在していて、小さな個人事務所とかなりの格差があるようですし、渉外事務所とそうでない事務所でもかなりの格差があるようです。また弁護士事務所経験者にの話によれば、司法書士のように登記業務といった定職がない分、弁護士は司法書士以上に業務範囲が広くその中で仕事を取得するために、司法書士以上に必死だということです。また司法書士の場合、まだ巨大事務所が殆どなく、定職がある分、弁護士に比べてその格差は小さいと言えるかもしれません。 司法書士にしろ、弁護士にしろ、資格と取ったから安泰というきれい事は、現実にはないようです。 また「月報司法書士」や「自由と正義」を読めば、違法行為を行う司法書士や弁護士が、たくさんいるのも事実です。 内部に入れば、あいつはダメだ、こいつはヤバいということも聞きます。 つまり、私が言いたいのは、受験生は、合格者を偶像化したらダメ、ということです。また、資格試験にのまれないでもらいたいな、ということです。自分自身に夢や希望がありさえすればいい、と思いますので。 (2007年07月14日 09時12分15秒) |