日曜日、滋賀の近江高島まで出かけました。
夫が3年程前に仕事で滋賀に行って以来、滋賀に嵌ってしまいました。
近場でお出かけといえば、神戸・京都・奈良ばかりで滋賀は少し遠い感じがしたし、
情報もあまりなかったので本当に最近まで出かけることは少なかったのです。
でも滋賀は本当にいいです。
大阪からでも新快速に乗れば1時間ほど。
それなのに、絵画のように広がる素晴らしい風景の連続。。。
琵琶湖を中心にして広がる、美しい風景は、疲れた心と体を本当に癒してくれます。
休日でも場所にもよりますが、本当に人が少なくて、圧倒的な風景を独り占めにすることが出来るのは、京都や神戸ではあまり無いのでは。。。
今回は近江高島を訪れました。
とにかく静かな湖畔に佇みたくて。。。
写真で見ると、水平線はまっすぐですが、実際は球状に見えました。
そして、その風景を遮る物は一切なく、湖畔に居るのは遠くの方に見える釣り人2人と私達だけ。
水質も高島まで来ると本当にきれい!透き通っていました。
何もないと言えば何もない。
ただ、そこに在るという風情の、浮き草に縁取られた池。
ここにも人影はなかった。
駅前でもらった観光マップに「比良美術館」とあったので、山の方に5キロほど走りました。
(写真に写ってる大型スクーターの後ろに乗せられました。ドライブだと思っていたのに!怖かったよ~!私はジェットコースターとかスピードの出るものは苦手なのです。
でも慣れてしまうと、秋の風と匂いを全身にいっぱい感じて、爽快でしたよ!)
敷地内にステキな洋館が2軒あったので、もしかしてこの美術館、個人の持ち物?と思ったら、受付に座ってらしたマダムがオーナーと聞いてびっくり!!
それはもう、洋画に出てくるような佇まいでした。
美術館のサロンの窓から見えるオーナーの私邸。
白樺が植えられていました。
美術館を建てる夢をかなえる為に、10年前に大阪の高槻から移り住んで来られたとか。
高槻は土地が高いので、この地を選んだと仰っていたけど、
いくら土地が安くても、建物3棟、それも素晴らしい美術館(展示スペースもすごく
ステキでした)まで建ててしまって、数億のお金が飛んでいったことでしょう。
自分の夢があって、幸運にも資産にも恵まれていたとしても、それを本当に行動に移せる人はそうは居ないでしょう。
まるで時の流れが止まってしまったかのような空間の中で、こういう生き方もあるんだって。。。感動してしまいました。
夜になると、鹿の鳴き声が聞こえるとか。
もっともっとゆっくりして行きたかったな。
ついつい、明日の仕事のことを考えてしまう、悲しい性。
今度は泊まりで行きたいです。
オニキス・ウエーブ
スワロフスキー・コスモジェット
鳩メタル
10/25(土) 神戸手作り市 IN つかしん
に出店します。(^^)