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カテゴリ:日常の出来事
瀬戸内海に 「アートの島」 と呼ばれる島がある事は知っていましたが、 先日、短大時代の親友と 「どこかへ旅行しよう!」 という事になり、 香川県香川郡 直島 (なおしま) これから何度もリピートして訪れることになるだろう、ステキな 不思議な 島でした。 調べてみると、1980年代から、「文化的な島へ」 との理想を掲げ、 この島を訪れた方々のブログは、長文になってしまうようで、 それは直島のアートが実際に体感しないと、
静かな瀬戸内の島に流れる日常の時間に
地中美術館 2004年開館 安藤忠雄設計 クロード・モネ ウォルター・デ・マリア ジェームズ・タレル の 3作家の作品のみ 展示
玄関口は地上にありますが、美術館は丘に埋没しており、作品は地上から取り入れた が、この美術館は本当に素晴らしく、心にずっしり余韻を残してくれました。 特筆すべきは モネの 「睡蓮」 モネの部屋は モネの絵画と空間を一体にするために、サイズ・デザイン・素材(壁面・床・天井) 廊下の先に現れた、真っ白の部屋。 号数は解りませんが、横長のかなりの大作。 しばらく 部屋の中に進む事が出来ませんでした。 絵から出るオーラのような物を感じたのは 初めてのことです。 安藤忠雄氏の設計は
こちらは 本村地区に繰り広げられる 「家プロジェクト」 のひとつ
本殿に上がる階段はガラス製で、階段の下には地下通路がありました。
人一人、歩くのがやっとの幅。
こちらは、 南寺 (安藤忠雄 設計 ジェームズ・タレル作) というのが、 この建物は 中に入ると 真っ暗! もう救いようのない 暗闇!! 入れる人数も限られていて、このときは10人。 係りの人が 「壁を伝いながら、進んで下さい」 て言うんだけど、 経験したことのない、 「救いようのない 暗闇」 に恐怖心が増すばかり。 少し歩くと、壁にぶつかり、迷路のようになっており、 「今から、7、8分 静かにして 前を向いていてください」 閉所恐怖症の私が この状態で 7,8分も耐えれるのか。 深呼吸しながら、必死で耐えていると、 前のほうに ぼんやりと うっすらと 淡い光が浮かび上がってくる。 その光は だんだんと大きくなり、 やがて 長方形に切り取られたような光が 目の前に現れる。 それは、人工的な光ではなく、
「絶望的な暗闇」 の中にあっても、 人はその状況に慣れるように作られていて、 見えなかったものが、見えてくるという事を体感する。
外に出て、ほっとしたとたんに どれだけ緊張していたのかに気づきました。 この島に再び訪れても、ここに又、入る勇気がありません。(笑) 廃材をモチーフにしたコラージュで、家の外も中も埋め尽くされている。 状況劇場や天井桟敷の舞台セットのよう。
島を歩いていると、さりげなくアートが施されている。 民家に立てかけられた 流木アート 毛糸でつくられた猫のモチーフ こういうお遊び的アートが島の中に沢山あって、 それを見つけるのも楽しい
これは 銭湯です 中もこんな感じ。
泊まった所 公営の宿 直島ふるさと海の家 つつじ荘 宿のスタイルは 私たちが泊まったのは和風コテージ1室タイプ。 8畳くらいの和室と 風呂・トイレ付き ベランダを出ると、すぐそこに 小さな海水浴場が広がっています。
直島のほんの一部を綴っただけですが、 もう字数制限が気になります。(笑) この島の観光には、外国人(主に欧米人)がとても多く、不思議に思っていたのですが、 ギャラリー・カフェ・イン くらや
海は人々の疲れた心を癒してくれる場所だったはず
そんな海を取り戻せる日が、誰の上にもやってきますように。 又、訪れます。 直島。
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Last updated
2011.07.28 22:29:54
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