日本に戻ってきて、良く思うのは・・・・

日本のお祭りって情緒的だなって思うんです。

タイのお祭りは、どれもこれもダイナミックで盛大で

いったいどこからそんな熱狂的エネルギーが湧いてくるんだろうって

思っていた。

日本だと、静かに、徐々にその情熱が伝わってくる感じ。

1週間前くらいから、我が家の周りの表通り沿いに縄が張り巡らされ

お祭りの雰囲気がじんわりと町内の空気を心地良い緊張感が張り詰める。

このあたりに引っ越してきて

ちゃんと住み始めてようやく半年になろうとしている。

まだこの周辺の年中行事が分からない。

夏休み中、私が介護で大阪に行っている間も、近所の神社で祭りがあったことを

王子様から聞いていたので思わず今回も王子様に

「また、祭りがあるみたい。知ってる?」って聞いてみたが

最初は「知らない」って言っていたのに

友達から聞いたのか「○○○スーパーの向こう側の神社の祭りだって」と

教えてくれた。

今朝はその子供神輿が出ると、

町内会の伝言板に手作りポスターにそう書いてあって

お囃子が家のすぐ傍から聞こえ出したのは午後2時くらいからだった。



にぎやかなお囃子に玄関を飛び出したら、

目の前の駐車場にお囃子を乗せた軽トラックが

ソンクラーンのシーローに見えた（笑）

いやー、あれはあれですごいけど、こっちもすごいよね。

紅白の幕で覆われたちょっとした山車。

にぎやかな和太鼓と笛の音とコンチキチンの音。

流れるメロディーはタイのルクトゥーンじゃないし

軽トラはシーローじゃないし・・・・・（笑）

いかにも日本的な感じにちょっと感動しちゃう。

昼間はそのにぎやかなお囃子が夕方までなんとなく町内会のどこからともなく

聞こえてきた。

少し心が子供に戻ったような、わくわくした感触。



日が落ちてから今度は大人の担ぎ手がイナセナ格好がいっぱい集まってきて

いかにも日本の祭って感じ。

しばらく外から祭りを祝う打ち上げ花火の音が

ベランダの向こうから聞こえてきました。

ずっと以前住んでいた大阪、堺の布団太鼓や、

もうちょっと南の岸和田のだんじりとか、

前住んでいた隣の区の地元の夏祭りとか

それらともちょっと違った雰囲気がまた良い。

祭りっていいなーって思ってしまった。

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