映画「青の炎」は胸の奥を痛くする
映画「青の炎」を借りてきたのは最近、心のベクトルが嵐に向いているだからだ。5人とも大好きなのだが、特に二宮君の繊細な演技や優しい歌声切れの良いダンスに惚れ込んでいる。彼のドラマなんかは結構見ていたんだけどこの映画は観ていなかった。ストーリーも大体知っていたんだけど、この映画を観ていなかった。観ることに躊躇していたのかもしれない。一言で言ってしまえば、「暗い映画」かもしれない。こういう作品が世に受け入れられるのか、正直そんな風に思っていた。暗く深い話だ。観はじめてすぐに泣き始めた。一時停止して、心を落ち着けようと深呼吸をした。ストーリーが進むに連れて、深く激しく胸の奥まで焼け付くような痛みが襲ってくる。まるで20数年前の自分を見ているようで、痛くてたまらない。立場も、その背後にあるバックボーンも違うけどこの痛みは理解できる!身に覚えのある痛みだ!!誰もが経験する10代のそれとは違う純粋で、切なくて、狂おしい程の自己破滅的な衝動ただ若さだけで突っ走るものとは、また違う感覚。誰かのことを大事に思ったり、大切な思いとかそれを守ろうとする心を踏みにじられたりそんな経験が誰にでもあるかもしれない。でも、それ以上のことがあったらどうするだろう?主人公秀一の心とリンクしてしまってストーリーが進むに連れて、心の奥のざわめきがどんどん大きくなるばかりでラストシーンは、「私だったらそうするだろう」と思えるエンディングだった。観終わってもしばらく余韻に浸ってしまった。激しく胸が痛くなるこの感覚たまに思い出してみたくなる痛み。こういうDVDは手元に置いておかなきゃって思う。絶版になる前に買おうと思う。●●●管理人別サイト●●●ママのアンテナ@瑠璃3/21更新バンコク生活2/5更新千里ファンblog2/2更新読み終わったら「読んだよー」ってクリックしてね