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カテゴリ:生活クラブ
やはり、やってはいけない事だとわかりました!!
だから、「六ヶ所再処理工場」にハンタ~イ!! 今日は、「六ヶ所再処理工場の現状と課題について」未来バンク理事長の田中優さんのお話を伺いました。 ○ピークオイル問題 <油田発見数×埋蔵量><石油の需要><石油の生産量>の推移 この3つの曲線の推移から、需要に生産が追いつかなくなるピークをいうということ。そして、そのピークは、間近に迫っている。 ○原子力立国日本 日本は、2006年8月「原子力立国」を宣言したという。だが、夢のリサイクル再処理計画(プルサーマル計画)は、ウランの10倍もの値段のプルサーマルを作る。そして、夢のプルトニウム増殖計画(高速増殖炉もんじゅ)はさび付いたまま、計画達成目標は2045年で、仮にさび付いた炉を動かしたら、どんなに危険かは明白。 ○六ヶ所の海流 六ヶ所再処理工場ではすでに実験が行われ、その都度、空気中の放射能濃度が上がる。そして、沖合い150メートルで流されたプルトニウム溶液は千島海流に乗って流れ、日本海流にぶつかって、遠く沖合いに出ることなく沿岸を岩手、宮城、福島、茨城と流れてくる。日本で、もっとも豊富な漁場である。 ○生体濃縮 放射能は、生体濃縮する。小魚が吸い込み、それを大きい魚が食べ、それを人間が食べ・・・、何乗倍にも濃縮する。水に溶けにくいプルトニウムは、海にいる人間(特にサーファーとか)が直接吸い込んだら、危険。 放射能にもいろいろ。ヨウ素181は、半減期8日。ヨウ素129は半減期1570万年。 六ヶ所再処理工場は1日で原発365機分の放射能を放出する。 ○総括原価方式 電気料金はかかった原価+1000分の38円を電気料金として徴収する総括原価方式をとっている。19兆円もかかる再処理工場の経費、青森からの送電線のコスト(キロあたり1000万円)はすべて電気料金に返ってくる。 されに、一般家庭の電気料金は、使用量が増えれば上がる、当然。しかし、産業用電気料金は、使えば使うほど安くなる仕組み。これじゃ、企業の省エネは口ばかり。 ○エネルギーを自然エネルギーにシフト 火力発電より原子力発電がはるかに環境負荷が低いというデータはウソ。最近の米国の発表で、火力0.36原子力0.69。大して変わらないのに危険性は膨大。 100年後の未来から考えたら、エネルギーは自然エネルギーにシフトするのが正解。ヨーロッパは、すでに政策転換。 ○太陽光パネルを導入する際の問題点、オール電化とエコキュート。 電磁波問題を考えたら、電気は電気、ガスはガスの良いところを使って器具を選択。電磁調理器は、女性が使うべきではない。オール電化にして売電しなくても、その家の使用する電気がまかなえる程度のパネルを設置すれば良い。そこで、バッテリーが必要。蓄殿効率94%のバッテリーが開発され、普及してきている。⇒Ecassキャパシタ ○地産地消のススメ 輸入食品には安全性に問題があるばかりでなく、フードマイレージが高い食品。それなのに、実際安いのは、国際線の燃料は非課税だから。国内旅行の方がちょっとした海外旅行よりも安い所以。エネルギー問題を考えたら、地産地消が第一。 ○もっとも被害を被る岩手県 六ヶ所再処理工場の稼動で一番被害を受けるのは、青森県ではなく岩手県。だから、岩手県は、もっと声を上げて頑張るべきとき。ここで、参議院第一党になった民主党小沢一郎さん、地元ですよ、ぜひ、頑張ってください。 以上、お話を伺いながらメモを取ったことなので、内容、ことば使い、数字に間違いがあるかも知れませんが、ご容赦ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.24 01:09:04
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