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カテゴリ:生活クラブ
「プラスティック焼却問題を考える会」というのをはじめることになりました。
ちょっと難しいネーミングでしょ。。。つまり、今まで不燃物として分別したきたプラスティック類のごみを燃やしてイイのか・・?!っていう事を考える会なのです。 23区では、来年から燃やしちゃうぞ~~って事になりました。何しろ最終処分場が満杯なのだ・・・・って事が問題なんですが、はたして・・・・???? 長年にわたって、ごみ問題に取り組んでいる「世田谷ごみを減らす会」の松島ミス子さんのお話を伺いました。 どうして燃やしていけないの?プラスチック はじめに ・地球は自給する球体 自然界はごみを出さない 地上に単独で出てきたとき、自然界に影響を与えるものはきちんと保護された状態になっている ・宇宙の基本法則 質量不滅の法則 エントロピーの法則 プラスチックって ・何から出来ているの 原料は石油 ・添加剤 数千種あるといわれています。可逆材、安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、滑材、着色材、防雲剤、など。 ・印刷用インク さまざまな金属が使われている。鉛、カドミウム、亜鉛、チタン、バリウム、クロム、コバルト、ニッケル、セレン、モリブデン、他 燃やすとどうなるの この最後の燃やすとどうなるの?が気になるところですよね。今、プラ・リサイクルマークのついたプラスティックはたくさんあります。しかもその組成は、さまざまです。 燃やせば、ダイオキシンはもちろんでます。高温850℃以上で燃やせば大丈夫といわれていますが、高温を保つのが大変です。さらにダイオキシン以外の金属類が生成されます。最新の清掃工場には、最新のバグフィルターがついているから、大丈夫という説がありますが、そのバグフィルターをどう処分しているか・・?また、燃やしているそうです。つまり、ダイオキシンと有毒金属類が濃縮されていくわけです。 最終処分場でスラグを作った後に出る水「水砕水」から鉛の濃度600ppmが検出されたというデータがあるそうです。排煙からは、400ppmの水銀が・・・・。 恐ろしい話は、他にもたくさんあります。不完全燃焼でPCBが発生します。他にも揮発性の有害化学物質がたくさん・・・・・。 京都大学環境保全センターの分析によると、色付きのスーパーのレジ袋から鉛が検出されています。特に黄色とか橙色とかの検査結果は信じられないくらい高い値です。 琵琶湖に流れ込む川の水質調査で、ダイオキシン濃度の高い結果が出るところには、必ず焼却場があるそうです。 日本には、1800機もの焼却炉があるわけですが、煙突から出る排煙の水銀、カドミウム、亜鉛などの排出基準は、「無い!」そうです。 今の社会には、プラスティック類が氾濫していますが、なるべく買わない、使わない、捨てない事が大事だと思います。とにかくリユース・ビンを使う、単一プラスティックは回収再利用することです。 その前に、作ってはいけない!という法律が出来るといいのですよね。製造物責任です!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.14 01:10:06
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