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テーマ:お金と社会を考える生活(363)
カテゴリ:思うまま
昨日、BSで見た番組に衝撃を受けました。
インドは、義理の妹の母国。格差の激しい国だとは言え、あまりの酷さに愕然としました。農薬に書いてある注意書きが読めないで使っている人たち。塩素のプールに入って綿花を漂白する人たち。そして、「ガン列車」と呼ばれる患者を運ぶ列車。デンマークは、環境先進国だと信じていたのに。。。。。。。。 【シリーズ 目覚める大国インド】 綿花地帯からの告発 【シリーズ 目覚める大国インド】 綿花地帯からの告発 (デンマーク Lynx Media制作) ヨーロッパの大手スーパーなどで安く売られるタオルやシーツなどの綿製品の多くが、実はインドで劣悪な労働環境の下、製造されているものだった。利潤を追求する先進国企業の裏では途上国の労働者の生命が危険にさらされているという、グローバル経済に警鐘を鳴らす番組。 インド北西部の綿花栽培地帯では、生産性を上げ価格競争力を高めるため、農薬の大量散布が行われている。使用されている農薬はEUではすでに使用禁止となったものばかりで、中には専門家が「大量破壊兵器」とさえ呼ぶ劇薬まで含まれる。にもかかわらず、インドでの管理方法は極めてずさんで、取扱説明書の読めない農民は防護服も着用せず、素手で農薬を散布していた。その結果、綿花地帯でのガン発症率は爆発的に急増し、次々とガン専門病院が新設されている。 取材班は、北欧の大手チェーンストアに綿製品を卸している繊維工場の実態を暴くため、現地で突撃取材を敢行。ある繊維工場では14歳未満の児童労働者が大勢働き、またある工場では、労働者が素足で漂白剤に浸かりながら作業していた。医療施設で労働者に検診をおこなったところ、皮膚や肺の機能に異常が見られた。さらに排水を無処理のまま近くの湖に垂れ流していた工場も発覚した。 このような下請け業者の現状を取材班に突きつけられた北欧の大手企業は現地調査を行うと約束するが、果たしてその約束は守られるのか。 再放送もあるようです。2月6日(火)21:10~21:59 BS1<2ヶ国語放送> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.01.31 23:38:43
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