「あなたへ・・・可能性は限りなく」
PTA主催の石原一子氏講演会「あなたへ・・・可能性はかぎりなく」というのがありました。石原一子さんは、日本で初めて国立大学を卒業した女性。その後、高島屋に入社して、日本で初めて一部上場企業の女性役員となったことでも有名です。女学校を卒業後、満州から引き上げてきて経済的な自立をしたいと仕事を続けることを最初から念頭におき大学に入ったそうです。同級生の5分の一が行方不明になっているという経験から、自分は強くなったと言います。とても前向きで、自分のためだけではなく、後輩の女性のために頑張ってきたという言葉は、重く感じました。わたしの事を振り返ってみても、例えば、保育園や幼稚園の補助金問題などで、自分が当事者の時は一生懸命頑張るのに、我が子が卒業してしまうと、もう忘れてしまう。建設反対署名運動などもそうです。自分が当事者の時は一生懸命頑張ります。でも、ちょっと時間がたつと他人事になってしまう。自分が働いていて労働条件に差別を感じ抗議をしても、過ぎ去ってしまえば諦めてしまう。そういう事って往々にしておると思います。今の自分がよければそれでいいという諦め。後輩のために、未来のために何かをするって素晴らしいな。石原さんは、こうも言っていました。平均寿命が85歳となった今、まだまだやれる時間がたくさんあります。昔と今の大きな違いは、この寿命が伸びて、人間にとっての時間が長くなったことだと。わたしもだまだまだ、何ができるか考えることにしましょう。おばさんなりに・・・・・。