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カテゴリ:クラシック音楽
現代音楽の作曲家・・武満徹さんは、ちょうど今日2月20日で、没後10年ということで、サントリーホールでメモリアルコンサートがあったので、行ってきました。
雨でしたが、仕事帰り・・なんとか19時開演前にサントリーホールに到着。NHK交響楽団でアシュケナージの指揮・ピアノ、エーネスのヴァイオリン、谷川俊太郎の詩の朗読・・となかなか豪華! 武満徹の曲は2曲で、「リヴァラン」「フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム」。あとはドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」、ナッセンの「ヴァイオリン協奏曲」、猿谷紀郎の「Where is HE?夢 まじらひ」(谷川俊太郎氏の詩とともに)というプログラム構成で。 特に最後の「フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム」が圧巻でした!スティールドラムやパキスタンのベル等々・・民俗楽器(打楽器)が主役の曲なんですが、リボンを使った仕掛け(演出)がおもしろかったです。チベットで遊牧民族が一種の占いとして使う5色のリボンの先にはベルがついているのですが、その音がまた清涼で美しく・・打楽器奏者の演奏もすばらしいものでした! 谷川俊太郎氏の詩も心を打つもので・・・ まさに偉大な作曲家は、死してなお"沈黙の彼方から音を連れて"私たちのところへ届き、そしてさまざまな人の手で変貌していくのだなあ・・と。 とても心に残る演奏会でした♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.02.26 18:00:16
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