カテゴリ:【本】子供向け絵本
子どもの頃「ひろしまのピカ」を読んで、
本当に怖かった。 いやもう、絵が怖いのなんのって。 子どもが読むものだからって、 優しい柔らかいものである必要はないと思う。 優しい戦争なんてないんだから。 とりわけ子どもの本の絵は大事だなと思う。 絵本作家の五味太郎さん曰く「子どもは絵を読む」と。 本当にそうだなぁと… 子どもの頃読んでからは読んでないかもしれない。 小さな娘を連れて図書館へ行った夏も 小学生になってから、娘が自分で読んでくれたらいいな と思ってその時は娘には見せなかったし、 自分も読んだ記憶はない。 小3の時に戦争を考える授業みたいなのがあったので、 娘に「ひろしまのピカ」読んだことがあるかと聞くと、 読んだと言っていた。 子どもは放っておいてもちゃんと選ぶもんだな。 この本で私が真っ先に思い出すのは、 表紙にもあるけど、女の子の手に握られた赤いお箸。 何日も固く握ったままになっていて、 お母さんが外してくれたんじゃなかったかな。 あとは、背中に支えているお父さんが、 ものすごい重傷を負ったんだけど助かって、 でも後から髪の毛が抜けて死んだ とこ。 お母さんが、子どもを抱えて夫を背負って ずーっと逃げ続けるというのも、すごいよ。 私、そんなことできないかも。 旦那置いてくかも。ごめん。 赤ちゃんが死んだ若いお母さんが、 川に沈んでいくような場面もあった気がする。 灰色っぽい色で描かれたページを思い出す。 さすがに細かいとこ忘れているので、 また読んでみようかな。 どうせなら今日読めれば良かったなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015/10/31 06:31:29 PM
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