*ドイツ人講師の世界史と経済学
世界史と経済学を、ドイツ人講師に教わっている。2週間ほど毎日。ドイツ語なので、さすがに他の先生が訳しながらの授業。ドイツ語をしゃべれる子もいるので、そういう子を中心に、活発なディスカッションもあるみたい。娘も頑張って発言しているようだ。高1生は、今回この授業は受けないらしいのだが、横浜からの編入組は中3で受けていないため、他の授業を抜けて、こちらに参加している。始まる前に、この授業は受けずに通常の授業に参加するか、他を受けずに(宿題がたんまり出る)これに参加するか、考えを聞かれたらしい。こういうとこが、娘の学校の面白いとこだ。子どもの意志は最大限に尊重される。(もちろんアドバイスや、薦められることはある)娘は正直受けたくなかったようだ。ただでさえ授業のノートまとめと、日々の宿題でいっぱいいっぱいなのに、さらに宿題が増え、しかもその宿題は授業を受けてないのにすることになるので、とてもじゃないけど無理!と思ったらしい。でもやはり、せっかくの特別授業だし ということで、嫌々ながら(苦笑)受けることに…ところが、いざ世界史と経済学の授業が始まると、もうすっかり虜~~~(>▽<面白過ぎ!受けて良かった!と言ってる~。「お前たちはナゼ歴史を学ぶのか?」が歴史の授業の先生の第一声。その後も次々と難解な質問や、ブラックジョークが飛び交ったらしい。経済学では「お金の価値とは何か」から始まり、誰かが答えると、さらに質問がくる。それに答えると、また…終わりが全然なくて、じゃあ答えが何なのかという決まったものは結局出てこなかったらしい。単なる経済の授業ではなく、哲学みたいだね。そんなわけで、毎晩12時過ぎに寝て、この1週間ほどは、これまでより30分遅い電車で出かけているものの、5時には起きているので寝不足が心配。これだと本当にギリギリの到着なので、急いだり走ったりしまくっているのも心配。楽しいからって、このハードな日々をなんとか乗り切っているのだから、若いって本当にすごいなぁと思う。