るぱぞうの宝物

悲しいことがあった．

特に親しいわけではないが，知り合いの同業者が亡くなったそうだ．

ショックだった．

夏に沖縄でセミナーがあり，そこで講師をしていただいた．

彼の話は，先進的過ぎて，ある意味その価値の理解が難しい．

おそらく，私にとって彼の話をきくのが三度目だったが，やっとその先進性と重要性が理解でき，彼に，その旨伝えた．

彼の才能は，光るものがあった．私よりかなり年下だが，今後重要な人物になるであろうと思っていた．

それは，ある意味ジェラシーでもあって，勝手にライバルにも思っていたかもしれない．

色々と議論したいことがあったのだが・・．

どういう風に亡くなったのか僕はまだ知らない．病気だったのだろうか．

夏のセミナーの時も，今思えばあまり元気がなかったような気もする．

死期を悟っていたのだろうか．

ふと考える．もしも，僕の命が後数ヶ月だと思ったらどうするだろう．

彼のように仕事に打ち込めるだろうか．

尊敬すべき人であった．

本当に，残念でならない．

南無阿弥陀仏．