テーマ:地震情報(629)
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私は23区内に住んでますが、近辺の店舗での品不足には驚いています。
食料では、カップ麺・米・パン・豆腐・納豆など、売り切れかあってもごく僅かでした。 野菜も種類によりますが、5割くらいは品切れ状態でした。 食品以外では、懐中電灯やろうそく等の照明関係とそれに伴う電池、ティッシュやキッチンペーバー等の紙関係もほぼ売切れでした。 私は実家が青森で、親戚は北海道、つい数ヶ月前までは大阪にいたので、地震以降、他の地方からも色々情報が入ってきてるのですが、実際に物資が足りないのは東北、特に報道で頻繁に出てくる避難者が数多くいる地域だと思います。 幸い、実家の青森は津波ありましたが、東北の中では被害が少ない方の地域でした。電話が通じず、やっと繋がった時はそっちはまだ停電中の時でした。ですが、その時に妹に聞かれたのは「他でそんなすごい被害になってるの?」という驚きでした。停電してる所はラジオで情報を得ていても映像での情報がないので、何百人も亡くなってるところがあると報道されてても報道で映像を見てる私たちと比べると「まさかそんなに・・」とは俄かに信じられなかったようです。 実際、地震については東北の三陸辺りは年に1、2度は震度5レベルの地震があるので、他の地域の人ほどそれだけの地震が起こったからと言って不安になるという事は正直ありません。 なので、妹も停電が復旧してテレビで報道を見るにつれて今回の地震の大変さを改めて実感しているようでした。 話変わりますが、都内は地震の翌々日辺りから商品の買占めやガソリンスタンドの長蛇の列が起こり始めたと思います。 都内は確かに地震の被災者もいて亡くなられてる方もいますが、電車が止まって帰宅難民が発生したのが一番の被害で、その後も余震が続いてますが、最初の揺れに匹敵するものはありません。 計画停電によって23区外から通勤されてる方は電車関係で不便を強いられているでしょうが、停電と言っても一日のうちほんの数時間です。 たとえば、家庭の冷凍庫も丸一日もし停電したとしても全てが解けてダメになってしまうという事はないようです。 それなのに、この買占めの状況は異常です。 確かに東北地方は流通がストップしているので、そっち方面から仕入れているものは入荷されず不便ですが、他に食べるものが何もない訳でもなく、関西の友達から聞くと、西日本からしたら大変だとは思うけど、まるで実感もないし生活も変わらないからまるで別の国の出来事のように思えると言ってる人もいました。 被害のない西の方から足りない分はどんどん補給して貰って、本当に必要な被災地に送るという事が大事なんじゃないでしょうか? 東北には今、物が送れないので、そこの流通網を早く復興するのが何より大事だと思います。 東京での品不足の状況を見ると、万が一の非常食の為以上に、数日先の日常の食事も作れる材料があるのだろうか?と思ってしまいます。 しかし、逆に東京でこんな風になってしまうのは報道にも問題があると思います。甚大な被害を受けた被災地や原発の問題ばかりをこうも繰り返し繰り返しやっていては見てる側はどんどん不安になってしまうのではないでしょうか? 確かに被災地の情報も必要ですが、そうであるならば、被災地の人たちの復興を手助けするのに東京側の人たちはどういう行動をとったらいいか・・をもっと積極的に報道するべきだと思います。 例えば、買占めが起こってるのも無くなるんじゃないか?という不安からです。 であれば、何が実際に足りなくなってて補給出来なくなってるけど、他のこれらは大丈夫、とか具体的にはっきり示すとか、流通の問題なら道路や航空の状況はこんな感じで、流通はどれだけ回復しつつあるとか、もっと被災地ではない人たちの生活に直結する状況が圧倒的に欠けていると思います。 とにかく、関東に関して言えば、西側からどんどん色々輸送してもらえば、足りるのではないでしょうか? また、北海道も被害はほとんどないようなので、津波の様子次第で、今後東北にどんどん支援していけば、復興も早まるのではないのでしょうか? 昨日、あるショップで、「臭い臭い」と言いながらアロマキャンドルを買占めたり、子供用のおもちゃのペンライトを買っていく人を見ました。 果たして、そこまでの必要があるのでしょうか? 本当に非難しなきゃならなくなったら、手荷物程度しか持っていけないと思います。 私も連日のようにテレビを見てますが、どんどん気分が悪くなるので、そんなにずっと見続けないようにしようと思ってきました。 報道によって被災地以外の人の不安を煽るのもどうか??と思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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