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るうの雑記帳

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Nov 3, 2005
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カテゴリ:スーフィズム
先日から、また少し、

気が向くと、スーフィーの寓話を読んでみる。

たまに

禅問答のような感じでよくわからない物語もある。


この間、バスの中で読んでいた寓話のひとつに
非常にながい物語があって、
それを読んでいたら、なんかが ふれた

あんまり長いのでここに載せられないけど、
ひとりのダービッシュが導師を尋ねる、
そこには「知恵、売ります」の看板が掲げられている。
ショックを受けたダービッシュは、師に尋ねる。
「持ってきた金をみせろ」師は言う。
有り金全てを出すと、師は「これだと3つの助言にしかならぬ」
と言う。3つの助言を聞いたダービッシュはその助言どうりに生きる。
数々の困難にあいながら、生活をし、信頼と不信の間を思い悩みながらも誠実に暮らす。晩年にやがてその神秘の扉が明かされるのだけれども、それが象徴的に描かれているのがとても印象的なお話だった。
師への信頼への揺らぎと、知覚の扉の微妙な線が描かれている、スーフィー達の間ではよく取り上げられるお話だそうです。
「真理は人間達に自らの姿を現そうと常に努力している」
それを見抜くのはきわめて困難であり、通常の認識力では捉える事ができない。

特別な知覚力を発達させるには、
やはり、それなりの修行がいるのだろう、と しばし思う。

この物語で描かれていた、最後のシーンでは
晩年ちかくになってようやく、自我を乗り越えたダービッシュ。
ようやく師の意図していた意味を知る、それには長い歳月がかかるのかと、
おもいもしたけれど、それも人によるのかもしれないが。。。。

神秘の次元に飛躍するのは、むずかしいようだが
なんていうんかな、
少しのシフトで、それは、すでに、そこに、あるものなのかも、
と、おもったり。

この物語には、信頼への明け渡しと
怖れにむかってジャンプすること、など、
多くのことが象徴的に書かれている。

今の自分にとって、なにかがヒットしたみたい。

寓話の感想を書くのは、この次元では非常に困難である、ということ、
それも付け加えて置くね。



今すでに、ここでも
その知覚の扉はひらいているかもしれないのに。


あぁ。
うまくいえない。




追伸:あなたは世界で最も悟った人間ですよ。






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最終更新日  Nov 4, 2005 12:36:53 AM
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