カテゴリ:スーフィズム
Lover's conversation っていう、インドのClassical Insutrumental がある。 これはカセットをインド、プーナで仕入れたもの。 この曲には想い入れが深くって、、、 この曲でワーリングをすると、、、ほんとに。。。 なつかしさと、なんか、、、あぁ、という感じ。 これは、検索かけたけど、どこにも見つからない。 COMPOSER : ARJAN DASWANI SANTOOR : PT.TARUN BHATTACHARYA FLUTE : RONU MAJUMDAR SARANGI : USTAD LIYAQAT KHAN カセットだけでしか扱っていないのかもしれないし、、 このCOMPOSERで検索かければ多少は見つかるんだろうかー? この曲の想い出は、 12年前に初めて行ったインド、プーナのアシュラムで 旋回する美しい人々をみたときからだ、 あんな、高等な技術?と思っていた、私の目には ものすごいことのように感じていた。 何十分も倒れることなく旋回する人々。。。 片隅で気分が悪そうに横たわる人、 坐って瞑想する人、 よろけながらも旋回にチャレンジする人 その中でひときわ、美しく崇高に、一点を外すことなく旋回する 女性がいた。ホールの真ん中で、ひときわ輝いていて目を奪われたもの、、、それがザイーラだった。 その翌年になって、彼に半ば無理やり薦められ、旋回に挑戦するまでは、 絶対自分にはできないと思ってた。 始めた当初は、ぎこちなく、身体がこわばり、 足の筋肉や筋をちがえたりして、おぼつかなかった。 何度やっても、ふらつき、緊張が身体にのこる。。。 一年のインドでの滞在と、 他人より、比較的長くインドに滞在していた私は、 毎朝の練習と、週1回のワーリング瞑想には欠かさず出席していた。 一年もそろそろの頃、 帰国もまじか、恋愛のことや関係性でも悩んでいたあの時期に 昼のワーリング瞑想の時間に、リーダーがかけてくれたのが この Lover's conversation という音楽だった。 この ONLY LOVE がかかって、もっとも高揚するフレーズの サントゥールの音を聞いた瞬間に、、 足の裏からものすごい、強烈に、電気が走るような、 なんだか、このまま昇天してしまうんではないか、というくらいの ものすごいエネルギーの渦、今おもえば、螺旋の渦のようなエナジーが 全身を駆け上り頭頂へ走りぬけた。。。 なんていえばいいんだろう、涙が溢れて、 この身体は旋回しながらぼろぼろに、粉々になるような、 そんな気がした。 愛はあまりにも広大すぎて、この身体を粉々にうちくだく、、、 そんな感覚と、身体が浮き上がるような、 重力のなくなったかのような、、、 そんな浮遊感と、至福の波に圧倒された瞬間だった。 ああ、 なんて、あまりにも広大なんだ、、、 おどろきとともに、曲が終わると 私は地面に倒れこむようにうなだれて 起き上がることが難しいくらいだった 長い時間をそこで伏せたまま、、 なにが起こったのかすぐには理解できなかったし、 そして、たぶん、今でも理解できていない。。。 あの感覚をもう一度、という思いで、 それからもっとワーリング熱はエスカレートしていった。 ほとんどワーリング中毒のはじまりである(笑) その後も調子のいい時は、そのような感覚が頻繁にやってきた。 でも、最初に起こったこの日のことが 今でも一番強烈に残っている。 この ONLY LOVE を聞くたびに、 あの頃の、この出来事のことを思い出して そして、その瞬間の私は、ココにはいないのだ、 ココはここでも もっと、それは高みにちかい、 マスターの臨在のある、そのような場所。 愛のある場所とは、他でもない、ココ なんだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Mar 3, 2006 01:37:11 PM
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