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るうの雑記帳

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Mar 2, 2006
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カテゴリ:スーフィズム
なんか、

いつでも

どこに行っても

孤独ってかんじる

Aloness in Desert ラクだと共にひとりで歩む

From Lonlyness To Alonesse
って講話、なんども聞いたけど
やっぱときたま、すごく孤独に悩まされる

人はやっぱり
ひとりでも生きていけると、おもう、からだ

全く、孤独を、さみしさを感じなくなったら、
悟った時だ、と
おもふ


Aloness in Desert 

究極の孤独は、砂漠のなか
・・・・・独りあるとき、
偉大なる自然に向かいあったとき
それは、一人ではなくて独り

だけど、人混みの雑踏のなかでは
いつも一人とかんじるもの

ひとり山道を必死でかけあがって
たどりついたと思ったら
だれかに崖っぷちから突き落とされた。
堕ちていくそのスローモーションの中で見た、
ベールに包まれた、その者は
他ならぬ自分自身であったのか
それとも、親愛なるマスター
あなたであったのか・・・

崖からおちてもかすり傷ひとつ負うことなく
今またもと来た森の中を彷徨う旅人

旅の途上では
独りある事が、自由であること
ひとたび何かに属したら
そこには孤独のわながある


Dancing Dervish 消滅(愛に消える)

スーフィーでは
「スーフィーを学ぶ際には制約がもうけられる
ひとりで学んではならないし、また、書かれたものを通じて学ぶ場合には、順序だてて学ぶ必要がある」という。

けしてひとりで学んできたと思っているわけではない
けれど、ひとりであるという気がしてならない。

寓話を学ぶ際に、わたしはもしかして間違って解釈しているのかもしれないし、また、
わかったような気持ちになって奢り高ぶり、大切な何かを見過ごしてきつづけたのかもかもしれない、
と、思った。

目の前に何度も扉が開いているのに、
見過ごしつづけたある聖者の話を何度も読み返しては、
わが身を振り返る。

不可視の真理を読み解くのに、彼はその生涯をついやした。

私のもっとも好きな寓話「売りに出された知恵」である。

彼が生涯もっとも大切に持ち運んでいたものは、
彼にとっての障害となった。
その大切なものとは、”永遠に自覚できない偏見”
すなわち、自我と思弁であった。

その時、マスターはきっと我々を崖の上から突き落とすのだろう。

私にとっての、崖っぷちは、
そんな風にしてやってくるのだ。

そう、おもうことにしよぅ・・・。




別の寓話をご紹介。

二ザーム・ウッディン・アウリヤーの教え。

☆*:;;;:**:;;;:*☆*:;;;:**:;;;:*☆*:;;;:**:;;;:*☆*:;;;:**:;;;:*

「主人と客人たち」

師とは家の主人のようなものであり、道を学ぼうとするものは客である。
一度も家にはいったことがないために、家というものについて曖昧な考え方しか持っていないものもいる。
しかし、それにもかかわらず家は存在する。

 初めて入った客は、座る場所を目にして、
「これは何でしょうか?」とたずねる。
「座るところです」と教えられ、彼等はそこに座るが、
その機能に関しては漠然とした意識しかもっていない。

主人は一生懸命接待するが、客達は質問をし続ける。
なかには的外れな質問をする者もいる。
優れた主人はけして客を非難したりはしない。
たとえば、客は、いつ、どこで、食事をするのだろうか、ということを知りたがる。
自分は孤立しているのではなく、この瞬間にも料理を調理してくれている人々がいるということを、さらには、みんなで座って食事をする別の部屋があるということを彼等は知らない。
食事や食事の準備をしているところを目にしたことがないために、彼等は混乱し、ときには疑いを持ち、ときには居心地が悪くなる。

優れた主人は、客達が直面している問題についてよく知っているので、食事が運ばれてきた時に彼等が楽しめるように、客の気持ちを落ち着かせようとする。

彼等は最初、とても食事のとれるような状態ではない。
客の中には、他の客よりも早く家のことを理解し、家を構成するさまざまな要素の結びつきに気づくものもいる。

このような人達は理解の遅い友人達に、そのことについて説明することができる。

そしてその間も主人は、客の一人ひとりに、家の機能や統一性などに対する彼等の理解の度合いに応じて、語り続けるのである。

家が存在し、客を迎える準備がなされ、主人がその場にいるだけでは、十分ではない。

誰かが主人の役割を積極的に引き受け、客や、あるいは主人がもてなすべき責任のある人物を、その家に慣れさせなければならない。

はじめのうちは多くの人々が、自分が客であることに気づかなかったり、客であることにどんな意味があり、客の立場からいかなる貢献を行うことができ、何を得ることができるのか、よくわからないからである。

家やもてなしについて学び、経験を重ねていくうちに、客は客であることに慣れ、そこでの暮らしのさまざまな局面を理解できるようになる。

しかし、家を理解したり、礼儀作法を覚えることにこだわりつづけるなら、それらの事柄に執着して、家具の機能や、価値や美しさを観賞できなくなる。


☆*:;;;:**:;;;:*☆*:;;;:**:;;;:*☆*:;;;:**:;;;:*☆*:;;;:**:;;;:*

そこには、もてなされた客人、それをもてなす主人、
そして不可視の人々、また別の部屋にて調理するもの、
個であり、共に招かれた人々とともに、
それぞれの状態によって、何を見、聞くのだろう
と思わせる。

居心地わるさ、疑い、不安、疑問、
そして見知らぬ人々と、見知らぬ部屋のなか、、、


わたしはいま、いったい、どのような状態で
この家に招かれた客人なのだろうか。

そして、また、いつのひか、主人になってだれか客人をもてなす
なぞということが、あるのだろうか。












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最終更新日  Mar 3, 2006 01:34:22 PM
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