ごぶさた
最後に更新したのが四月の七日………むぅ、更新サボるとあっという間に日が経ちますねぇ。べつに本を読んでなかったわけではないのですよ。読んではいたけれども書き込みをしていなかっただけなのです。とりあえず、前回更新から読んだ本を列挙。電撃文庫より、Missing。1巻~11巻。著者は甲田学人。断章のグリムかいた人と一緒ですね。ちなみに既刊は12巻まで、未完結。風呂敷広げたは良いけど畳むのに四苦八苦している様子。この人の著者、断章のグリム、Missingに共通しているのは、薄氷の上に坐す我らが世界、と言ったところでしょうか。ほんの些細な事で崩れ、変質してしまう、と言った感じの物語ですね、両方とも。グリムの方は神の悪夢、断章、そして泡禍。Missingの方は異界、怪異、そして神隠し。見所は、ちょっとした事で狂ってしまう人間模様です。地の分の描写がしっかりしてますが、ここら辺は好き好きですね。端折っても良いんじゃないの?って感じはちょくちょくしました。お次は、電撃文庫より、僕の血を吸わないで、全五巻。著者は阿智太郎、現在『陰からマモル』『骸骨ナイフでジャンプ』『俺様はワルガキッド』等を平行して連載、筆の速さはもはや神の領域(?)特徴は、描写が極めて軽い。その為さくっと読めるし、全体的にキャラがほんわかしている。悪の組織と言った奴らも登場するが、基本的に緊張感はほとんど無い。敵キャラがピーマンの着ぐるみ付けて登場したり、タマネギ嫌いだったり松茸嫌いだったりした。じつは、僕の血を吸わないで(以後僕血)→僕にお月様を見せないで(以後僕月)、は明確に世界が同一。僕血に出てきたキャラが大人になって、僕月に登場する。しかし、僕月完結時、てっきり森写歩郎が登場する事も期待していたので、そこのところは残念。あえて出さなかったんだろうとは思うけれども、残念。そして、刀語、第四巻『薄刀 針』ももちろん読みました。感想は一言。姉ちゃん強えぇ!